愛のサーカス

871 名前:本当にあった怖い名無し :2009/11/02(月) 03:04:22
小学生の頃、低学年に障害の女の子がいた。
先天的なものだろう。手足、身体が幼児のまま成長しない。
身体の特徴故によく目立つ。いつも額に汗かいて頑張って歩いてた…。
親が特別扱いを嫌ってたんだろか。特殊学級ではなく普通学級にいた。
運動会にも、もちろん参加していた。
学年別クラス対抗リレーも全員参加なので彼女も走る。
手足が短いため極端に遅い。上位から最下位になりなおも遅れをとる。
運動会会場のその競技を見守る全校生徒・父兄が温かい目で彼女の走りを応援する。
誰が彼女を責められるという?
当時子供だった自分も応援した。

しかし大人になった自分はその当時の状況をこう思ってしまう。

あれは「愛のサーカス」じゃないのか?
自分が親だったらどうする?
特別扱いしない事が感動を見せるショーになってしまう側面が、どうしても存在する…と。


873 名前:本当にあった怖い名無し :2009/11/02(月) 12:15:54
話だけなら美談に思えるが、現実はなぁ…

874 名前:本当にあった怖い名無し :2009/11/02(月) 12:20:52
親が活動しすぎたり、
普通に扱え!差別するな!とハッスルしすぎて
子供が屈辱を感じることを考えてない親たまにいるよね。
どちらがいいかはわからないけれど、支援や職業訓練を受けた障害の人が
社会で障害枠で働いて充実してると言ってた。
子供の状態や意思を無視してとにかく普通学級!進学校!とか叫んでたら将来ツケがまわるよね。
差別と区別は違う。

875 名前:本当にあった怖い名無し :2009/11/02(月) 13:21:24
でもその正論もネットでは多数派でも
リアルでは口にしにくい