地獄少女/三鼎 第4話「兄貴」
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919 名前:本当にあった怖い名無し :2009/12/12(土) 06:57:00
- アニメ地獄少女3 兄貴
地獄少女とは、恨みを持つ人間が地獄少女に地獄流しを依頼すると
死後、依頼人も地獄に行くという条件で相手を地獄に送ってしまうという話。主人公はいじめられっ子の少年。
少年はいつも同級生に金を取られたり殴られたりしていた。
ある冬の日、裸で木に縛り付けられ石や雪玉をぶつけられていると
偶然その場に居合わせた青年が助けてくれた。
いじめられ、ろくに抵抗することもしない卑屈な少年と違い
この青年は心身共に強い人間だった。
習っている剣道は大会で優勝するほどの実力、そして彼は法学部に通っており
将来は検事になるべく日々頑張っていた。
二人はその後も会うようになり、少年は変わっていった。
堂々とし、明るくなった少年は学校でもいじめられることはなくなった。ある日二人でバスに乗っているとちょっとした事件が起こった。
子供が道路に飛び出してきてバスが急停車し、立っていたやくざが座ってる乗客にぶつかった。
乗客はぶつかったのがやくざと知らずどなりつけた。
怖い人だと気づいてすぐに謝ったが時すでに遅し。
やくざもブチギレ、「ぶつかったんはこれかい?」と胸元に隠してあったドスを取り出し
その場で乗客の髪をドスで切りだした。
少年は止めようと立ち上がったがやくざに睨まれビビって何も言えなくなってしまった。
ふと横に座る青年を見ると、青年はブルブル震え目を合わせようともしなかった。
そして乗客はやくざに事務所までこいやと連れていかれてしまった。青年は少年に
「軽蔑するならしてもいい。でもお前を巻き込みたくなかったんだ。
お前を危ない目にあわせたくなかった」と弁解した。
そして少年は青年を地獄に流した。
青年は地獄少女に、
「もう一度だけチャンスがほしい。検事になって悪をやっつけるのが子供の頃からの夢だったんだ!」
と懇願したが聞き届られることはなかった。その後少年は青年と出会う前の少年に戻ってしまった。
以前のようにいじめられ、「自分一人が変わっても社会には何もかわらない」と笑みを浮かべた。終わり。
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928 名前:本当にあった怖い名無し :2009/12/12(土) 11:27:05
- >>919
その少年が屑だな