ジルオール

92 名前:ジルオール 1/2 :2010/02/21(日) 14:13:17
コーエーのRPG「ジルオール」に出てくるロストール王国関連が後味悪い。

ロストールは王妃が有力な貴族の出身で、実家の権威を頼みに夫を蔑ろにし
専横していると思われており、対立する他家もそれを声高にして権力闘争を繰り広げていた。
しかし、玉座を得る為に彼女を妻とした王が、政略結婚なのに自分に健気に尽くす才色兼備の妻に
ドン引きして即位したら職務放棄したのが真相。

王妃は「実家の力と私の策で王位につけたら愛してもらえる」「子供が生まれたら愛してもらえる」
「生まれた王女が立派に育ったら」「この国がもっと大きくなったら」と、振り向かない夫の為に尽くした。
しかし王妃が王に尽くせば尽くすほど王の心は離れていき、教育の甲斐あって
皆に愛され美しく賢く「光の王女」と称されるまでになった娘は、権謀術数の限りを尽くし国土を広げ、
自分に厳しく当たる母親と、その陰で冴えない父親を見て
「自分は、本当は母の不貞で産まれたのでは」と思い込むようになってしまう。

主人公の設定はOPの選択肢で出自が決まり、王妃に仕えている密偵の子供で始まるルートでは
王女と同年代ということもあって、親しくなると王妃に手料理を振舞ってもらえるイベントが発生する。
その手料理は夫と娘と一緒に食事したくて作ったのに、二人にすげなく断られてしまったもので
非常にやるせない味がする(プレイヤーにとって)。

PSで発売された無印では母子が和解することもあるようだが、PS2に移植されたものでは
どのルートでやっても王妃はクーデターで処刑され、王は魔物にされてしまう。
王女は進め方次第で助かるのだが、その代わり「闇の王女」と称されたいとこの王女が死ぬ。


93 名前:ジルオール 2/2 :2010/02/21(日) 14:25:38
「光の王女」「闇の王女」の話。

ロストール王国にいる二人の王女は主人公と同年代で、親しくなっていくと
それぞれの心の闇と向き合うことになる。
「光の王女」は前述の理由と、後述する「闇の王女」の為に、本当は自分に
自信が持てないでいる。
「闇の王女」はロストールの前王の娘だが、現王妃が現王を即位させる為の
権力闘争の末に前王妃を自害に追いやり、当時赤子だった彼女だけが助かった。
その際失明し、病弱だったこともあって王宮の片隅でひっそりと育ち「闇の王女」と
呼ばれる。
主人公が依頼で彼女の目を治すのがきっかけで知り合うのだが、目が見えたことで
段々と自分の複雑な立場を理解し(今まで盲目と病弱ということでこっそり王妃が庇っていた)
その時主人公の助けがないと自分に自信を失い、心の闇に打ち勝てず最終的にボスの一人として
立ち塞がる。
主人公と親しくなっていれば、少しずつ明るくなり王女として相応しい立ち居振る舞いを
身に着けていくが、前述の「光の王女」がこれによって自分に自信をなくして心の闇に負ける。

どちらもいい子なのだが、必ず一人しか助けられないのが非常に後味悪かった。


95 名前:本当にあった怖い名無し :2010/02/22(月) 00:34:51
>>92-93
ゲームの中でも女は男に依存するだけのクソな存在か。
男に振り向いてもらえなかったら心の闇(笑)に負けるてwww
そりゃたしかに後味悪いな。

96 名前:本当にあった怖い名無し :2010/02/22(月) 00:43:54
見えない敵と戦う>>95が
どういう人物で
どういう人生を歩んできたのかを想像すればするほど
後味が悪くなる罠

97 名前:本当にあった怖い名無し :2010/02/22(月) 00:44:51
>>95このゲームは男が作ったってわかって言ってる?
それと、あんたの大好きなエロゲでハァハァ言ってるセリフも、男が作ってるってわかってる?
これだからゲーム脳ってやつは…
あ、>>92-93は乙です。

98 名前:本当にあった怖い名無し :2010/02/22(月) 01:28:05
おばちゃん、落ち着いて

99 名前:本当にあった怖い名無し :2010/02/22(月) 07:34:05
ありがとう、>>95が後味悪くしてくれたんだね

冗談は置いといてそのゲームの主人公は性別と出身地の選択でOP変わるけど
起きるイベントはほとんど男女共通で、王妃の密偵ルートだと王妃からも
娘の友人になってやって欲しいというようなことを言われた筈
そうやって気を揉んでも誤解されたまま死ぬ王妃カワイソス


100 名前:本当にあった怖い名無し :2010/02/22(月) 07:39:46
書き忘れた
王妃の密偵ルートは男女どちらの主人公でも選べるけど他はほとんど性別で
スタート地点が違う

何にしても両王女にとって貴重な本音で話せる同年代の友人なので依存するのは
ある意味仕方がない
後味悪くする為にもう一つ
王女二人の仲は別に悪くなく、盲目病弱の闇の王女を光の王女は当初心配してた

 

ジルオール インフィニット
ジルオール インフィニット
Zill O'll ~infinite plus~
Zill O'll ~infinite plus~