忍たま乱太郎/第18期第52話「ドケチの精神」

59 名前:1/2 :2010/06/23(水) 09:53:32
昨日のアニメ「忍たま乱太郎」が後味…というか胸糞悪かったのでここに。

メイン登場人物は3人。
きり丸:10才の戦争孤児。生きる為自分で生活費や忍術学園の学費を稼いでいる。
    金に対する執着心が凄い。自他共に認めるドケチ。
おりん婆さん:高利貸しをしている独居老人。きり丸以上のドケチで、エグイ事も平気でする。
       アニメオリジナル設定で、「きり丸のドケチの師匠」と言う事になっている。
新野先生:忍術学園勤務医。普段は穏やかで優しい人。

冒頭のシーンで、おりん婆さんの利息取り立てを手伝っていたきり丸は、
何軒目かに入った家で顔面に小銭(利息の金)を投げつけられる。
思わず小銭を取り落とすが、婆さんが地面に落ちる寸前でキャッチ。
そして婆さんの意味ありげな表情。

その後婆さんの家に戻った二人だが、婆さんが急に苦しみ出す。
医者を呼ばなきゃ!というきり丸に「金のかかる医者は呼ぶな!」と言う。
困ったきり丸は、学園に戻って新野先生を呼んでくる。
先生が来ると、婆さんはきり丸を退出させた後に実は仮病だと明かす。
困惑する先生に、婆さんはある事に協力して欲しいと頼み、先生も了承。


60 名前:2/2 :2010/06/23(水) 09:54:34
帰ってきたきり丸の前で先生と婆さんの二人は「今診察が終わった」様な
芝居をし、婆さんが「金は払わんぞ!いや、診察「させてやった」んだから先生が金を払え!」
と言い出す。先生も「そんなの払える訳無いでしょう!」と怒り出す。
二人に挟まれオロオロするきり丸に婆さんは「先生が払わないなら同じ学園のきり丸が責任取れ」と
きり丸に金を要求。
すると先生も「そうですね、きり丸に払って貰いましょう」(←普段は絶対こんな事を言う人ではない)と同調。
二人に責め立てられ、きり丸は泣く泣く自分の金で診察代を支払う。

と、ここで婆さんが笑ってネタばらし。
利息取り立ての時にお金を取り落としたのを見て、きり丸のドケチ精神がたるんでいると
思った婆さんは、それを戒める為に先生に協力して貰って一芝居打ったという。
きり丸は「僕の為にそこまで…!」と感涙して終了。

きり丸が払ったお金は最後返してもらえたし、本人は納得してるから後味は悪くないかもしれないが、
10才の子供が顔面に小銭をぶつけられてキャッチできなかった事を反省させる為に、
芝居とはいえ大の大人がグルになって子供に(自分で稼いだ大切な生活費を)理不尽に支払わせようと
迫る様は、見ていて嫌だった。きり丸が苦しむ婆さんを「ドケチなんて言ってる場合じゃないよ!」と
本気で心配していたから余計に。


61 名前:本当にあった怖い名無し :2010/06/23(水) 10:01:34
子供が取り立てして金投げつけられるってウシジマくんみたいな話だな
忍たまって幼児向けアニメなんだし
普通に小銭をうっかり落としちゃったってだけでもよかっただろうに・・・

 

TVアニメ「忍たま乱太郎」 DVD 第18シリーズ 五の段
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