凍りついた瞳(ささやななえ)

643 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/23(金) 15:50:46
「凍りついた瞳」という児童虐待がテーマの本。
色んなケースが取り上げられてて、事態が改善に向かった話もあるんだけど
何の解決もなくて後味の悪かった話をひとつ。
かなり昔の本なんで事態の改善の無さは時代的なものもあると最初に言い訳しとく。

セーラー服の少女が歩道橋から思い詰めた顔で下を見ている。
が、飛び降りることはせず保健室だったかとにかく少女と顔見知りのカウンセラー的な女性の元へ向かった。
女性はヤケを起こさずに自分のことを思い出してここへ来てくれたことへ礼を言いながらお茶を出した。

少女は家で時々叔父などといった男性の親族と同衾する。
思春期に入った少女にはそれが死にたいほどの苦痛に思えて仕方が無い。
上記の女性もその気持ちを理解して少女の母に同衾を止めさせるように話しに行くのだが
母親からしてみればごく普通の身内のスキンシップの一環でしかなく
少女が何を嫌がってるのか理解出来ない。
同性である母親にも味方になってもらえず哀しみから少女は死を考える。
性的暴行みたいなわかり易い被害でもないし女性には何の権限も無くて
結局してあげられるのは少女の話しを聞いてあげることだけ。
そして今日も少女が来てくれるのを待っている。


647 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/23(金) 18:34:01
>>643
その本は私も読んだことがある。
少女の母親も子供の頃は親族の男性と同衾していたので、何が悪いのか分かっていなかった。
別のケースと記憶が混ざっていなければ、少女は年下の男の子の体にちょっかいを出すようになり
彼女が新たな加害者になってしまったという終わりだったような気がする。

もう一つ。
子供の頃の話で大分記憶が薄れているが、小学生の女の子が殺害された。
数ヵ月後、この子のお父さんが知人を殺害して逮捕された。
供述によれば「こいつが娘を殺した」と言っていたそうだが、その後何の報道もなく
お父さんは本当に仇を取れたのか、それとも娘を失ったあまり錯乱してしまったのか
何も分からなくてずっと後味が悪い。

 

凍りついた瞳 (YOU漫画文庫)
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