Worlds(藤崎竜)
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292 名前:本当にあった怖い名無し :2011/12/11(日) 04:21:45.51
- 短編漫画「WORLDS」
主人公は平凡な男子高校生
ある日クラスメイトの女の子と自転車2人乗りで下校してたら交通事故にあう目が覚めると病院のベッド
側にはクラスメイトの女の子にそっくりな女医がいて
「貴方は事故で15年間昏睡状態だった」と説明される。
主人公はあの交通事故から15年も経ってしまったのかとショックを受けるが
それを聞いた女医は交通事故ではなく、5歳の時に階段から落ちた事だと言う。
実は今までの平凡な日常はすべて階段から落ちて昏睡状態になった主人公が見ていた夢だった。主人公は女医に現実世界のことを教えてもらいながら生活する
現実世界は夢の世界と違って弱肉強食
強盗やら殺人やらは日常茶飯事で
主人公の両親は数年前に暴漢に襲われ他界していた(遺言で保険金は主人公の入院費に)
高級レストランでは人肉が普通に調理されて出てきたりして
この世界では生きていけないと悟る主人公
病院の、睡眠レベルを調整できる特殊なベッドで眠るとあの平凡な世界の夢を見れるので
そのベッドで一生眠らせて欲しいと女医に頼む主人公が眠った後、今まで明るく主人公を励ましていた女医の雰囲気が変わり
もらったお金の分の仕事はした。この世界で生きていけるよう励ましもした。と独白
主人公の眠るベッドの睡眠レベルを象でも夢を見ないレベルに上げてどこかに電話をし始める
「もしもし肉屋さん?20歳でやわらかい肉の男よ、30万でどう?」最後は真っ黒のコマに主人公の「眠っているのになんで夢を見ない?まっくらだ…」の呟きで終わり