セス・アイボリーの21日(星野之宣)
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964 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/19(水) 01:41:41.99
- 星野のスターダストメモリーズの中の一話
ある星に不時着した一機の船。その船には21歳の女性が一人乗っているだけ。
救助を要請した結果21日かかるからそれまで待っていてくれとのこと。ここである事実が発覚するんだが、どうやら不時着した星は
時間の進みが他の星と比べてかなり早いらしく、その星の2日は10年分にも相当する。このままでは救助が来る前に死んでしまう。
そこで女性はクローン技術でもう一人の自分を作ってその自分を救助させようと考えた。
クローン作りは見事成功して、女性は少ない時間を使って、
元いた星の歴史や知識、自分に関する情報をめいいっぱい教え込んだ。12日後に最初の自分が死に、クローンの女性は救助を待つことにしたが、
あと9日後という微妙な日数に不安を感じ、さらにもう一人クローンを作ることに。結果として、さらに作られたクローンが救助されるが、2人目の女性は間に合わず死んでしまう。
結局つなぎとして作られたクローン女性の生きることのできた時間の短さと、
クローンといってもその女性にも自我があるわけだから、存在意義の虚しさを思うと後味が悪かった……
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965 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/19(水) 10:16:48.94
- そのクローンの女性はよく頭を使ってもう一つ作ったね
執念深さがいい
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966 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/19(水) 10:29:21.46
- セス・アイボリーだっけ
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968 名前:本当にあった怖い名無し :2012/09/19(水) 13:04:41.43
- 時間の流れが早いんじゃなくて宇宙的なナントカ線だかの影響で老化が早いんだったかと
でないと救助の連絡できないし最初のクローンも体感で数十年は生存できるし