零~刺青ノ聲~
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65:本当にあった怖い名無し:2013/04/12(金) 23:59:29.25
- ゲームの零シリーズの三作目「零~刺青の聲~」の
ストーリーが後味が悪いと感じたので書く。フリーのカメラマンのヒロインは二ヶ月前に婚約者を
自分が運転してた車の事故で亡くして塞ぎがちになっていたんだけど、
仕事に没頭する事でなんとか自分を保っていた。ある日依頼を受けて「死者に会える」って伝説のある
東北地方の廃墟化した幽霊屋敷の撮影に訪れるんだが、
そこで死んだ婚約者の姿を目撃する。
婚約者はヒロインを誘うように廃屋の奥へ消えてしまった。
その日以降、ヒロインは夢の中で幽霊屋敷の中をさまよう事になってしまう。
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66:本当にあった怖い名無し:2013/04/13(土) 00:01:49.23
- 実はヒロインが夢の中で迷い込む幽霊屋敷は「眠りの家」と呼ばれていて、
都市伝説として語られている存在だった。
死者に強い執着心を持つ人が誘われて「眠りの家」に迷い込んでしまうというものなんだが、
夢を見続けると体中に刺青が広がっていくような幻覚が見えるようになり、
最終的には昏睡に陥った挙句黒い煤だけを残して蒸発してしまう。
(なお消えた後は眠りの家の中で悪霊になる模様)
しかもタチが悪い事に夢を見た人が夢の中で家族や身近な人を思い浮かべると
その人も誘われてしまう。
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67 :本当にあった怖い名無し:2013/04/13(土) 00:06:16.98
- ヒロインは眠りの家で拾った幽霊を撮影すると撃退できるカメラを駆使して
婚約者の後を追いながら、眠りの家で過去に起こった悲劇と悲劇の原因を解き明かしていく。最後は悲劇の原因になった女幽霊(ラスボス)を成仏させた後、
あの世に渡ろうとしている婚約者の幽霊と再会するんだが、
ヒロインが「一緒に行きたい!」と懇願するも、
婚約者に「生きてほしい」と諌められて別れたところで目が覚めて終わり。
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68 :本当にあった怖い名無し:2013/04/13(土) 00:08:43.60
- 自分が後味が悪いと思ったのが
①眠りの家はラスボスを倒しても存在しつづけるため、今後も迷いこむ人は出てくる
②眠りの家を徘徊している霊達が成仏したかどうかの描写が無い
③刺青はラスボスを倒しても消えない
(ヒロインは婚約者に刺青の呪いを引き受けてもらったような描写はある)
④一応エンディングは二つあるけど、準主人公の男と二作目の主人公が
死亡するor生存するかどうかの違いだけで、ヒロインが婚約者についていくエンディングが無いっていう点だった。
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69 :本当にあった怖い名無し:2013/04/13(土) 00:18:00.95
- ※補足、準主人公の男はヒロインの婚約者の友人で、
零シリーズ二作目「紅い蝶」のヒロイン(以下M)の母親の弟。Mが双子の電波な姉を殺害してしまった罪悪感(姉が望んだ事であり、不可抗力)
に捕らわれて眠りの家に誘われてしまったため、なんとか助ける方法を探しているうちに、
Mが彼を夢の中で思い起こしてしまったので、彼も眠りの家に誘われてしまった。
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70 :本当にあった怖い名無し:2013/04/13(土) 00:49:27.86
- >>66
『刺青の聲』はあんまり面白くなかったんだよなぁ。零と紅い蝶は好きなんだけど。
多分キャラを増やし過ぎてエピソードが薄っぺらくなったんだろうね。で、
①眠りの家は存在し続けるが、拘束するラスボスがいないので、もし迷い込んでも只の悪夢として目覚める。
②河を渡って成仏したとみるべき。だからこそヒロインの彼もそこでヒロインを突き放した。
③刺青は侵食の証なので、終結した段階で消える。現に美紅にも刺青は残っていなかった。
残った刺青は彼氏とヒロインの絆。
④付いて行くってのは死ぬ事に他ならないから。彼氏はそんな事望んでいない。
生存した皆が笑い合えるエンディングこそが最良かと。と、思うよ。
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372 :本当にあった怖い名無し:2013/04/28(日) 06:38:51.29
- 零の刺青の聲は超ハッピーエンドだぜ
厄災の起こった屋敷一帯の土地は、
数年に一度選ばれた巫女が人の苦痛や苦しみを引き受ける儀式が行われていた。
その儀式は巫女に人の苦痛分だけ痛みを与え、
それが途切れないように冥界の門を閉じて霊魂を現世に留めて夢を見させておくという儀式。人の苦痛は限りがなく一人では補えないので定期的に痛みを引き受ける補充をしていた。
儀式を行われた巫女は霊魂的に仮死状態にされていて魂は現世と冥界の狭間(夢)に眠る。さて、厄災の年に巫女に選ばれた女には想い人がいたが
巫女となる身ゆえ思い遂げられず引き離され儀式を行なってしまう。
しかし、男とわかれて悲しむ巫女を哀れに思った子供が
儀式の重要性を知らないために男を神聖なる儀式の場に連れて行ってしまう。既に儀式は行われてしまい、眠りにつくところだった巫女は
彼が来たことで夢から目を覚ます(霊魂的に)。
二人は夢にまで見た再会を喜ぶもつかの間、
その場を発見され巫女の目の前で男は撲殺され巫女の目の前に横たわる。
それにより、痛みが許容外となって厄災が発動し現世と冥界の狭間に取り込まれてしまう(夢の家)。
本当はもそっと細かい設定があるけど割愛
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373 :本当にあった怖い名無し:2013/04/28(日) 06:40:53.45
- 巫女は本来永い時を夢を見ているはずだったのに、体が動かない状態のまま目を開き、
自分が想った男の死に様をずっと見続けるという死にながら死ぬほど辛い場面を見続けることとなった。
厄災の巫女は「もう見たくない」苦痛により厄災の範囲を広げてしまい
現世の同じ境遇(愛すべき人を目の前で失った人)を夢の家に連れ込む。そして、同じように連れ込まれた主人公の活躍により厄災の巫女を倒したのち、
屋敷が塞いでいた冥界への門が開かれ夢の屋敷に囚われてたすべての霊魂は
黒い人となって冥界へといきなさよはたて
厄災の巫女は「もう見たくない」視界を塞がれ男ととも冥界の門にいきなさよはたてちなみに主人公に刻まれた刺青は苦痛の徴で
最後に彼氏がそれを引き受けたのは刺青ではなく苦痛そのもの
痛みは刻まれるものなので、本来、受けた刻みは残るのだけど
ここら辺はご都合主義と解釈していい。夢の屋敷は巫女が生成しかつ、他の人の夢と混じって巨大化したもので
冥界の門が開かれたことで消えたと解釈できるというわけで>>68で書かれていることは全部解消されたかな?
なにせ、超ハッピーエンドよ
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374 :本当にあった怖い名無し:2013/04/28(日) 06:54:08.31
- ちなみに
彼氏と一緒に冥界に、行かない(行けない)理由は2つめのエンドの後の深紅の言葉で分かるはず
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379 :本当にあった怖い名無し:2013/04/28(日) 11:03:37.15
- >>70は理解できたけど、>>372は意味不明。
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381 :本当にあった怖い名無し:2013/04/28(日) 19:30:07.68
- >>372は面白かったよ。
>>70にはない情報あったし。ただし
>いきなさよはたて
これは謎すぎる。
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396 :本当にあった怖い名無し:2013/04/29(月) 01:59:12.72
- いきなさよはたて
どうやらエンディングの歌詞らしいよ
ググったら出てきた