白バラはどこに(クリストフ・ガラーツ)
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117:本当にあった怖い名無し:2013/04/14(日) 22:33:57.64
- ドイツの絵本「白バラはどこに」
舞台は第二次世界大戦中のドイツ。
「白バラ」という意味の名前を持つ少女はある日、
自分には微笑みウィンクしてくれたドイツ兵が、
戦車から逃げ出した一人の男の子を捕まえる光景を目にする。戦車のあとを追い、ユダヤ人の収容所にたどり着いた白バラ。
鉄柵からこちらを見るユダヤの子どもたちにパンをあげると、
子どもたちは飢えているのか一生懸命食べ始めた。かわいそうに思った白バラは、自分の家から食料を持ち出し、
カバンにぎゅうぎゅうに詰めてユダヤ人収容所へ向かい、
毎日子どもたちに食べさせてあげていた。
白バラの母親は、彼女があまり食べないのに、
家の食料が減っていくことに疑問を抱いていはいたものの、
面と向かって娘を問い詰めることはなく、日々が過ぎていった。
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118:本当にあった怖い名無し:2013/04/14(日) 22:36:28.53
- ある日、白バラは今日も食料をカバンに詰めて、収容所へ向かった。
しかし、収容所は破壊され、鉄柵もバラバラになり、
ユダヤ人の子どもたちはいなかった。
座り込み、鉄柵があったところを見つめる白バラを、
木々の間から銃口が狙っていた。実は、ドイツは連合軍に降伏していた。
白バラは、ドイツ兵と間違われた連合軍の兵士に、
木々の間から撃たれ死んでしまう。戦争は終わった。
だが白バラの母は、彼女が死んだことを知らずに、
白バラの帰りを待ち続けている。唯一の救いは、
白バラが食料をあげ続けたユダヤの子どもたちは、
おそらく連合軍に解放されたであろうという部分くらいか
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124 :本当にあった怖い名無し:2013/04/15(月) 13:56:34.15
- >>117
ドイツ兵に間違われるとかどんだけゴツイ少女なんだよ
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127 :本当にあった怖い名無し:2013/04/15(月) 14:39:24.27
- >>124
連合軍も新兵だらけですぜ。
敵の影にビビって誤射という事も十分ありえる。