ウルトラマン/第23話「故郷は地球」
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469:本当にあった怖い名無し:2013/06/21(金) 03:37:53.19
- 後味が悪い話と言えば、ウルトラマンって子供向けながらも、
 当時大人達が本気で作ってただけあって結構ぐっとくる話とかあるよね。
 俺も好きな、ウルトラマンの中でもかなりの名作なんじゃないかな?って言われてるジャミラの話東京での国際平和会議が迫ってる中、次々と飛行機や船に原因不明の謎の事故が相次いだ。 
 調査により、ロケットを透明にして姿を隠し、事故を起こしている敵がいることが判明。
 科学特捜隊のイデ隊員は、姿を見えるようにする特殊なレーザーを作り、
 敵の透明ロケットを打ち破ることに成功し撃墜する。
 墜落したロケットの中からでてきたのは巨大な怪獣。
 これはどこの星から来たのだろう?と言う話になり、考えるうちに意外な事実が判明する。
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470:本当にあった怖い名無し:2013/06/21(金) 03:41:24.37
- その正体は実は怪獣ではなく、
 名は”ジャミラ”と言う元は地球の宇宙飛行士の人間であることが判明。
 むかし某国の人間衛星が失敗し、ロケットは軌道を外れ水のない惑星に不時着した。
 ジャミラは助けを待つも、肝心の国はこの失敗による国際批判を恐れて事件を隠蔽、
 ジャミラは一人見捨てられる。
 水も空気もない中必死にジャミラは生き延びたが、その星の環境により姿がどんどん変化し怪獣の姿に。
 ジャミラは復讐を誓い何十年と時間をかけ、宇宙船を修理、改造して地球に帰還したと言う訳だった。話を聞いたイデ隊員はジャミラに同情し 
 「俺ジャミラと戦うの止めた!俺達だっていつジェミラと同じ運命になるか知れないんだ。
 くそぅ、俺があんな物を作らなければ・・・」
 とジャミラの正体を暴く兵器を作ってしまったことを深く後悔する。
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471 :本当にあった怖い名無し:2013/06/21(金) 03:51:09.49
- 任務を拒否するも、パリ本部からの
「ジャミラは秘密裏に、宇宙から来た一匹の怪獣として葬りされ」 と言う命令や、他の隊員の説得もありジャミラ討伐は続行。 
 ジャミラは水が弱点で、最後にはウルトラマンにより大量の水を浴びせられる。
 悲しげな音楽をバックに、もがき苦しげな呻き声をあげながら結局ジャミラは死んでしまう。
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472 :本当にあった怖い名無し:2013/06/21(金) 04:10:07.28
- 国際平和会議会場の前には墓碑が立てられ、
 ”人類の夢と 科学の発展の為に死んだ戦士の魂 ここに眠る”
 と言う人類に都合のいいような格好良い墓碑銘が綴られる。
 皆が去る中、一人イデ隊員は立ち尽くし、逆光により表情が見えない中「犠牲者はいつもこうだ・・・文句だけは美しいけれど・・・」 と悔しげに呟いた後、ジャミラの呻き声が流れ暗転。 
 終わり。
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473 :本当にあった怖い名無し:2013/06/21(金) 04:23:54.05
- >>472
 あの最後のセリフ、「為政者」という説もあるんだよな。
 そっちはそっちで、別の意味で後味悪い。
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474 :本当にあった怖い名無し:2013/06/21(金) 05:24:26.43
- 漂着した星で、ずっと欲していたはずの水が弱点になるなんて…
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475 :本当にあった怖い名無し:2013/06/21(金) 06:43:42.54
- 「故郷は地球」だよな
 70年代にはよくあったアカ話だな

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