割と明るい感じのヒーロー物の鬱展開
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588:本当にあった怖い名無し:2013/06/25(火) 02:45:05.15
- 割と明るい感じのヒーロー物の鬱展開
正義感の強い少女Aと、家庭での居場所のなさを感じていた内気な少女Bは親友同士で
優秀なキャリアウーマンであるAの姉に憧れていた
しかしある日その姉が執拗な暴行を受けた末に強姦されて酷いPTSDになってしまう
会社にも行けなくなり、裁判の方向性などを巡ってAの家庭は次第に崩壊していく
やがて犯人が逮捕されるが誤認逮捕だったとして釈放されてしまう
世界への憎しみを募らせるAと自分の無力さを痛感させられるBその二人の前に謎の女が現れ、人間を越えた存在(これが主人公達の敵)にならないかと誘う
自ら定めたルール以外の下らない社会のルールから自由になり、
人間の生命エネルギーを喰らうことで永遠に生きることができるという
もはや世界に絶望していた二人はその存在になり法で裁けない悪人を殺して
その生命エネルギーを食うことに決める人間でなくなった以上家族と共に暮らすことは出来なくなり二人は家出し行方不明になる
二人が同時に行方不明になったことに主人公達は「敵」の影を嗅ぎとる
二人が悪人を裁いていく中で、Aは釈放された犯人を見つけて殺害する
しかし、それは冤罪であり真犯人は別にいた実はAの姉は会社で悪質なパワハラを行なっており女の同僚を自殺未遂に追いやっていたのだ
真犯人はその人に好意を持っていた同僚で、執拗な暴行はその報復だった
姉はそれに気付いていたが、会社に誇りを持っていた姉は
同僚が犯人だとはどうしても言えず、知らない男が犯人だと嘘を付いたのだったしかし、良心の呵責に耐えられなくなった真犯人が自首した
そのことを知った主人公のライバル(ルール違反を行なった存在を粛清する役割)は
Aにそのことを伝えると圧倒的な能力で葬り去る
Aは最期に呟く
「狂っていたのは世界じゃなかったんだ、
私達が世界から守りたかったものが本当は壊れていたなんて……」
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589:本当にあった怖い名無し:2013/06/25(火) 02:47:10.72
- しばらく後、Aの残骸を見て愕然とするBの前に再び謎の女が現れ、Aを殺したのは主人公だと唆す
主人公とライバルは似た能力を持っており攻撃の痕だけでは区別が付かないのだ
主人公を襲うB、主人公はAを殺したのは自分ではないと言うが
謎の女に心酔しきっているBは聞く耳を持たず、
行方不明になったB達を探していた主人公は反撃できないそんな主人公の態度を偽善だと感じたBは
「自分はBの姿と記憶をコピーしただけの偽物で
AもBも自分が殺したので今までの態度は全て演技だ」
と真っ赤な嘘を叫び、主人公を挑発する
しかし激怒した主人公の力はBの予想を遥かに越えており
Bは何も出来ないまま文字通り粉砕されてしまった仇は取れたが、AとBを救えなかったことに落ち込む主人公だったが
仲間たちに励まされこの戦いを終わらせることを決意するのだったその光景を物陰から見つめていた謎の女のところにライバルが現れる
ライバルは
「あの二人は人間を超えた存在に成りきれていたのだろうか、
それともまだ人間のままだったのだろうか」と呟く
女は笑いながら
「もちろん奴らはもはや人間でも何でもなかったよ、奴らが自ら望んだ通りにな」
と答えたのだった――しばらく後、改心して別の仕事を始め、使われる側の人間の気持ちを思い出すことが出来たAの姉と
留置所にいる男に面会に来た女の同僚が笑顔を取り戻したことが語られたところで次回に続く
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593 :本当にあった怖い名無し:2013/06/25(火) 07:52:25.86
- >>588
報復だとしても暴行→強姦とか酷すぎ、姉の同僚男はもっと酷い目にあっても良いだろ
自分の親兄弟を直接的に殺されたわけじゃなくて、
好きな女の自殺の原因を作ったってだけで強姦までするかよ
エキセントリック過ぎんだろ
自殺した女もそこまで辛いなら仕事やめろ
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595 :本当にあった怖い名無し:2013/06/25(火) 09:12:40.86
- つーかいちいち作品名を伏せる理由が分からん