空が灰色だから/第56話「お兄ちゃんが」(阿部共実)
-
960:本当にあった怖い名無し:2013/07/09(火) 23:34:48.21
- 「空が灰色だから」という、胸糞悪いと話題になってた漫画から。
高校生A子は、ある日b家に届け物を頼まれたがあまり気が進まない。
理由は昔よく遊んでいた2コ上のB男に、「あの日」のことを謝れずにいるからだ。b家に着いたが、B男はまだ帰っていなかった。
少し残念&ほっとして帰ろうとしたとき、金髪で片目の色が違う男に尻を触られる。
B男だと思い、「B男お兄ちゃん?A子だよ、覚えてない?」と声をかけると、
「A子か、覚えてるよ、お前いくつだっけ?」と男。
「16だよ。ずいぶん変わったね、眼鏡コンタクトにしたんだね」と答えると、
「俺はメテオパワーを手に入れたんだ!千里眼だ!」と電波なことを言い出す男。秘密基地に行くぞと引っ張られ、(昔よく行った基地覚えてるんだね)
と着いて行くA子だったが、行った先は知らない場所だった。
そこでも電波な男は、「お前いくつだっけ?」「ババ抜きするか」「じゃあいいことしようぜ」
「アルプス一万尺しよう」「お前いくつだっけ?これさっき聞いたか」「ところでさ」「お前いくつだっけ?」
明らかにヤバい男に、A子は(この人B男じゃない?誰?)と走って逃げ出す。
「お前いくつだっけ?」「いいことしよう」「アルプス一億尺!」と追い掛けてくる男の前で、
A子は躓き石垣?から落ちてしまう。
その瞬間、A子を抱えて庇う男。A子は「あの日」を思い出していた。
(数年前?の)あの時も同じようにB男は助けてくれた。
そして、B男は頭から血を流して倒れていた。
思い出して再び泣くA子。今のB男がむくりと起き上がる。
「また助けてくれたんだね、あの時大怪我させてから怖くなってずっと避けて…」
泣き笑いのA子の声に被るように、「お前いくつだっけ?」「あれ、これさっき聞いたっけ」
呆然として顔を覆うA子に、「アルプス一万尺する?」というB男で終わり。補足として、片目色が違うのは視神経がおかしくなった?すごい外斜視になっていて、
電波含め頭打っておかしくなったのがわかる。百合っぽいのやBLっぽいのやギャグや後味悪いのやいろいろあって不思議な漫画だった
一番後味悪かったのは、全巻巻頭のカラーページに草間弥生系水玉があったこと
気持ち悪い(´;ω;`)
-
967:本当にあった怖い名無し:2013/07/10(水) 11:35:56.63
- >>960
空灰は一話完結の短編集で五巻まで出てるけど
半分以上後味悪い話だよねwただ最後の台詞も「一億尺」じゃなかったかな
「一万尺」だと正気に戻りつつあるとも見れるし
-
972 :本当にあった怖い名無し:2013/07/10(水) 19:49:37.25
- >>967
確認したら「一万尺」だったよー
一万尺→一億尺、と変化していくところは
電波具合が上がっていく表現だったのか
単に作者のギャグだと思ってた…
少し正気に戻ったとしたら、それもまた後味悪いな
-
973 :本当にあった怖い名無し:2013/07/10(水) 20:19:58.99
- >>960
これって何巻の話?
読んでみたい
-
974 :本当にあった怖い名無し:2013/07/10(水) 21:35:13.93
- >>973
5巻だよ