世界樹の迷宮
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431:本当にあった怖い名無し:2013/07/27(土) 02:54:58.38
- 世界樹の迷宮1/2
エトリアという街には世界樹の迷宮と呼ばれる
とても広大な迷宮が地下に存在しており、多くの冒険者がやってくる。
プレイヤーはギルドとキャラクターを登録して
迷宮を踏破するのがゲームの目的。(特定の主人公は存在しない)
街の執政官から様々なミッションが出され、地下に進むたびに達成されていく。森や密林を抜けて最後にたどり着く階層は
コンクリートの巨大な建造物であった。その名も「遺都シンジュク」。
シンジュクの中では冒険を助けてくれたNPCが行く手を遮る。
「迷宮の謎が冒険者を呼び、エトリアを活性化させる。
だから迷宮の謎は明かされてはならない」と、NPCと戦闘になる。
NPCを倒し、シンジュクの最深部に入ると執政官が現れる。
「迷宮の謎は全て解き明かしたも同然だからここで手を引かないか」
と持ちかけられるが、否定する。執政官は世界樹の正体を語り始める。
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432:本当にあった怖い名無し:2013/07/27(土) 02:57:02.93
- 世界樹の迷宮2/2
人間が科学を極めた頃、環境も限界を迎えていた。
人類は地球の浄化装置である世界樹を作ったが
世界が再生するまでは何千年という時間が必要であった。世界樹の再生を見届けるため、科学者であった執政官は
世界樹と融合し、何千年と生きてきた。
「迷宮の秘密は明かされてはならない」と、
世界樹の王と化した執政官と戦闘になる(ラスボス戦)。彼を打ち倒すと世界樹の機能も停止し、
街の秘密も明かされ徐々に衰退するかもしれない。
一応は明るく終わるが後々どうなったかは語られない。