機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線/第3話「オデッサ、鉄の嵐!」
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610:機動戦士ガンダムigloo2重力戦線 「オデッサ、鉄の嵐」1/2:2013/08/03(土) 15:30:11.79
- 主人公は懲罰部隊に所属する、元兵器開発者の女性兵士
同僚(恋人)が敵国に自軍兵器の情報を携えて逃亡したため、
軍法会議で極刑判決を受けて最前線へ送られている
決して優秀ではない古い兵器に乗せられ、
何度も激戦地へ送られながらも元同僚への憎悪を抱えて生き抜き、
遂に戦争のターニングポイントとなる作戦に参加することになった軍は一気に戦局を転換するため激しく敵基地を攻撃するが、
先鋒の部隊は堅固な防御陣地を突破できない
諜報員からの情報を得て彼女たちも出動し、
旧式の愛機で奮戦して敵陣を突破、敵の前線司令部を兼ねた陸上戦艦を発見する
その戦艦こそ、軍が元同僚の搭乗する艦として彼女に教えていた戦艦だった懲罰部隊は戦艦に向け自殺同然の攻撃を仕掛け、戦友の特攻によって敵艦を撃破
しかしそこに同タイプの戦艦が現れ、無線の混線から元同僚の乗艦を確信し、
攻撃中止の命令を無視して単独で敵艦へ突撃をかける機体を大破させながらも相手に肉薄して元同僚へ向けた恨み言を吐くと、
主人公は相手の言葉に聞く耳も持たず敵艦もろとも自爆してしまう
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611:機動戦士ガンダムigloo2重力戦線 「オデッサ、鉄の嵐」2/2:2013/08/03(土) 15:31:58.08
- 気がつくと、主人公は戦場の真っ只中に放りだされていた
遠くには炎上する敵艦と乗機自分は元同僚と死んだはずだと愕然としていると、
死神(シリーズを通じて各話の主人公に死を教える)が真実を伝える
それは、敵軍の情報を祖国へ流すため、あえて背信者の汚名を被り、
損失の少ない旧式兵器の情報を手土産に敵へ降った男の話だった
元同僚は本当は自分たちを裏切っていなかったのだと知り
絶望に打ちのめされる主人公その間にも戦闘は進み、
彼女たちの活躍で確保された道を通って友軍の陸上戦艦が敵司令部を砲撃する
砲弾は元同僚の乗っていた戦艦を完全に破壊し、
主人公もまた味方の砲撃の中に消えるのだった最初から最後まで主人公たちは軍に利用されっぱなし、
死に方も自爆に特攻、味方の攻撃と散々
一片の救いもないこの話がシリーズ最終話で呆然とするしかなかった
前シリーズが悲壮でも勇敢、救いのある展開だったから余計にもう・・・