幽霊屋敷

763本当にあった怖い名無し:2013/10/08(火) 20:32:59.30
「幽霊屋敷」
昔、海外ドラマかなにかで見た話

その幽霊屋敷は昔、子供を亡くした夫婦が悲しみの果てに命を断ったと言われており、
今でもその夫婦の幽霊が現れるという。
さらに若者を見ると自分たちの子供にしようと連れ去られてしまうとも言われていた。

幽霊屋敷に数人の若者が肝試しに入る。
その中の一人の男の子はとても気が弱く、肝試しに来るのは嫌であったが、
他の仲間に強引に誘われた事、さらにひそかに想いを寄せている女の子が一緒に来ており、
「勇気あるトコ見せとけばもしかしたらスキになってくれるかもしれねぇぞ」
と言われ、すっかりその気になってしまったのだ。


764本当にあった怖い名無し:2013/10/08(火) 20:44:55.61
早速扉を開けてみる。
ギギギーッと鈍い音がし、重かったがなんとか開く。
懐中電灯を片手に一歩一歩進んでいく
家の中は荒れており、ホコリっぽく、息苦しさを覚える。

気弱な男の子がふと目をそらした瞬間、仲間が一斉に出口に向かって走り出す。
こちらに向けて邪悪な笑みを浮かべた仲間たちが出口の扉を閉める
ようやく分かった。こいつらは最初から自分を貶める気で誘ったのだ
男の子は扉をドンドン叩き、「開けてくれ」「ここから出してくれ」と懇願するが、
悲鳴を上げるほど仲間達はゲラゲラ笑う。
スキだった女の子からも「テメーなんか誰が好きになるかよw」
と言われ、男の子は絶望してしまう

時間が経ち、悲鳴も止んだ
「アイツどーなったかな?」「様子見てみよーよ」
扉を開けてみる。
そこに男の子の姿はなかった。
もしかして死んでしまったかとさすがに不安になり、
仕方なく中へと入ってみることにした。
瞬間、玄関の扉がギギーッと閉まった。


765 本当にあった怖い名無し:2013/10/08(火) 21:02:36.50
「しまった」
扉を数人掛かりで押し開けようとするもビクともしない
「仕方がない。他の出口を探そう」
仕方なく奥へ進む。
懐中電灯の明かりを頼りに奥へ奥へ進んでみる。

ここは寝室だったのだろうか?という部屋に入った瞬間、扉が閉まった。
「開かないぞクソ!?」女の子も泣き叫んでいる
瞬間、「待ってたわよぉ私の子供たち」
振り返ると全身血まみれでタキシードを着込んだ男の霊と
ドレスを着込んだ女の霊が立っていた。
うわぁと悲鳴をあげ、必死に扉を開けようとするも開かない

「なぜ僕たちが・・・最初に来たアイツはどうしたんです?」
幽霊に尋ねる

「あの男の子のこと?帰ったわ。裏口から」
「なんであいつは帰れたんです?」
「取引をしたのよ」


766 本当にあった怖い名無し:2013/10/08(火) 21:32:07.41
続きまだー?

768 本当にあった怖い名無し:2013/10/08(火) 22:40:05.40
一番いい所で…!

770 本当にあった怖い名無し:2013/10/08(火) 22:49:19.86
終わりでいいんじゃね?

774 本当にあった怖い名無し:2013/10/09(水) 00:58:08.44
>>763->>765を書いた者です。
消化不良気味になってしまったようなので書き足しておきます。
あのラストで良いと思った方は読み飛ばして下さい

「幽霊屋敷」後日談

学校では昨日から数人の生徒が行方不明という話で持ちきりになっていた。
「そういえばあいつら幽霊屋敷行くとか言ってたよなぁ」
「もしかしてホントに幽霊が出て連れ去られたんじゃねぇか?」

男の子は微笑んだ。僕だけが真相を知っている・・・
同じように夫婦の幽霊に遭遇した男の子は幽霊に取引を持ち掛けた。
この後すぐに自分と同じ年代の若者が数人来る。
自分一人を連れ去るより複数の方が良いと思うんですがどうでしょうか?と・・・

「しかし女は惜しい事をしたなぁ」
男の子は邪悪な笑みを浮かべた

「取引をしたのよ」
「そんな・・・そんなぁ・・・。」
「あなた達はずぅっと一緒よ!私たちの子供になるのよぉ!」
「永遠にねぇ」

「終」