事故物件に住む

事故物件に３年ほど住んだ話です
大阪市内で部屋探してて不動産屋に行ったら安くていい部屋を紹介してもらえた
大阪市内の最寄り駅まで徒歩五分、ワンルーム、ユニットバス付きで
１ヶ月の家賃が共益費、水道代あわせて３万７千円だった
ちなみに同じくらいの部屋で他の値段は６万円とかが相場だった

契約してから引っ越す前に一度マンションへ下見に行ったんだけど
共用部に手紙が貼り付けられてた
内容は　「このマンションで死人がでた」　的な内容
家に帰ってからそれが本当か確認するためにネットでマンション名を検索したんだ
けどそのマンションの情報が一切ネットででてこない
試しにグーグルマップでマンションの位置を検索したらマンション名がまったく違っていた。
どうもマンション名をつい最近変えたらしい

名前が急遽変更になった、ってだけで曰くつきだろうなと思ったけど
結局は家賃の安さに負けて住む事にした

どうも死人がでたのは俺が借りた部屋の２つ隣の部屋らしい
そして、ここで結論にいくけど心霊現象には遭遇しなかった
ただ変なことはいっぱいあった

エレベーターのボタン付近にガムとかゲロみたいなのを定期的につけられていた
自転車置き場があったんだけど、盗難が多いらしくて特別制の扉が後につけられた
謎の血液らしき染みが１階のエレベーター前から５階まで続いていたことが２回あった
定期的に死人が出た部屋にお坊さんがお経を上げにきてた
家賃安いのに俺が入居してから１年くらいは同じ階に誰も引っ越してこなかった

他にも何か細かいことあったけど気持ち悪いことはよくあった
ただ心霊現象とかは未経験
心霊現象よりも事件があってからも引っ越さずにずっと住み続けてる住人が
何か変なやつばっかりで気味が悪かった

結局霊とかよりも安い家賃に釣られてくる人間の質が最低だったのが
後味が悪かったです