聖闘士星矢Ω/第25話「未知なる領域!めぐりあいの時!」
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283:本当にあった怖い名無し:2013/11/26(火) 16:58:17.08
- アニメ・聖闘士星矢Ω。
主人公達が過去のトラウマを幻覚で見せられる回があった。どのキャラも、戦火で失った故郷とか、兄貴分を見捨てたとか、
父が殺された日とか、各々の暗い過去をほじくり返されるが、
大概はこれまでに出た設定や伏線の延長で、
それを乗り越えるって感じがしたので見ててもそんなに辛くなかった。その中で、今回限りなせいで逆に後味悪いと思ったのが龍座の聖闘士Aのトラウマ。
Aは原作の主人公の一人である龍座のドラゴンA父の息子で、
天才だが生まれつき体が弱い。
そのAがまだ子供で、聖闘士を養成する専門学校に入学する所から回想が始まる。そこで同じ日に入学して来たのが山猫座のB。
病弱でスタミナもないAは体を使った基礎的な修行で落ちこぼれてしまう。
比べてBは身のこなしが俊敏でいつもAより上。
そんなBだが、孤立するAをなにかと気にかけて励まし、
そのおかげもあってAも修行について行く。しかし、その内修行が応用的なもの(小宇宙とか必殺技とか)になると、
もともと才能があって、伝説の英雄A父の指導まで受けていたAが
ずば抜けた力を発揮するようになった。
練習でBがでっかい石柱に傷をつけて得意になって、周りもすげーすげー言ってたら、
その次にやったAが一撃で石柱をボロボロに砕いて一気に話題をかっさらう。それからは立場が逆転どころかAがクラスでもトップになったようで、
取り巻きに囲まれてもてはやされる毎日。
Bはそれを遠巻きに見ながらぼっち状態で、
面白くなさそうにその場を去ったりするようになる。
AもBの事を気にしているが何かの行動には移せない。
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284:本当にあった怖い名無し:2013/11/26(火) 17:04:01.98
- ある日、教師から言われてクラス全員の前でAとBが組み手をする事になった。
Bは殺気立って見えるほどやる気満々で本気の攻撃を仕掛ける。
自分の力のせいでBが離れたと思っていたAは乗り気でなく防戦一方、
Bの攻撃を受けた時も手を抜いたりわざとやられてダウンする。
おまけに「やっぱりBはすごいや、一瞬の油断が命取りだね」とか
下手な芝居(やや上から目線)でご機嫌をとろうとする。それを見たBは怒って、自分はAに本気で戦ってほしかったと告げると、
一人で強くなるために学校を去って修行の旅に出た。
しかしその旅の中で帰らぬ人になった事がAのナレーションで語られる。このスレではよくあるすれ違いなんだけど、
「この回想自体が心の闇になるような暗い過去だって前提」
「物語の序盤はその学校を舞台にしていたが、
Bはこの回想シーンで初登場する使い捨てキャラなので、
この後に死別か何かがあるのが想像つく」
ってのをもやもやわかっててA目線で幻覚を見せられるのが、意外にきつい。
二人が仲良くしてるシーンでも終始このスレを見てるような気分でした。
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286 :本当にあった怖い名無し:2013/11/26(火) 17:52:29.90
- >そこで同じ日に入学して来たのが山猫座のB。
Bは山猫座?の聖闘士になったんじゃなくて
修行に行った先で死んじゃったの?
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293 :本当にあった怖い名無し:2013/11/26(火) 19:01:57.25
- >>286
Bは学校に来た時にはもう山猫座の聖衣を持ってて(Aもそう)、
死んだのは一人旅に出てから。
死亡については非常にあっさりだったからそれぐらいしかわからない。聖闘士になったのにまだ学校とかで修行してるってのが
設定的に引っかかったのかと思うけど、
Ωの世界観では、聖衣を手に入れた後さらに養成学校で修行して、
属性(Ωの新要素)を使った戦い方とかを学び、
卒業したらやっと一人前の聖闘士って事になってる。
(その辺ちょっと混同して書いてしまったかも、わかりにくかったらごめん)そのせいか原作で修行して聖闘士になった連中よりも、
年少だったり未熟でも聖衣は手に入れてるってキャラが多い。
多分各地の師匠もそこそこの修行で聖衣あげて
後は予備校に任せてるんだと思う。中にはヒドラの市様みたいに、
属性の戦い方が身につかずにずっと養成学校で留年してる前作キャラもいる。
寝返ったりした市様の扱いも後味悪かったけど、
それ言い出すとΩ全体が色々アレなのでやめとく。