クレヨン王国/月のたまご PART4(福永令三)
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639:本当にあった怖い名無し:2013/12/07(土) 00:59:46.59
- 童話クレヨン王国シリーズ「月のたまご2」のカメレオン総理のエピソード、
詳しいあらすじは省くけど、王の補佐役だった主人公が、
前作の使命のために死んでしまったと思っている王様は、病に臥せっていた。
彼の親友であるカメレオン総理も引退を宣言し、修道院で生活をしていた。
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641:本当にあった怖い名無し:2013/12/07(土) 01:04:15.36
- そのため、政治を取り仕切っているのが、
大臣の白鳥と、王国軍大佐のイタチだが、
白鳥は自分の容姿にしか興味がなく、
実質はイタチが全てを取り仕切っており、総理もイタチに目をかけていた。
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643 :本当にあった怖い名無し:2013/12/07(土) 01:12:10.57
- イタチが計画した主人公の追悼式典出席するため、
総理はイタチの部下の狼にエスコートされ、修道院からヘリに乗り込んだ。
彼の軍人らしい振る舞いに総理は好感を持ち、道中色々な話をした。
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644 :本当にあった怖い名無し:2013/12/07(土) 01:14:39.28
- 狼は世間を騒がしている爆弾魔が、
イタチの所にも脅迫状を送りつけたことなどを話していたが、
総理に、余命いくばくもない妻のために転属を助言して欲しい、
また、助言を願ったことはイタチに秘密にして欲しいと嘆願した。
総理は快く引き受けた。とその時、いきなり妙な音がして、カセットテープの声が流れてきた。
あの、爆弾魔だ。
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645 :本当にあった怖い名無し:2013/12/07(土) 01:16:51.27
- 狼は総理に装備しているパラシュートを準備するように指示した。
そのとき、総理の第六感が囁いた。
「パラシュートを交換しよう」
狼は侮辱と悲しみが混じりあった何とも言えない顔をした。総理は交換したパラシュートを背負うと、ヘリから飛び降りた。
パラシュートは難なく開いた。
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646 :本当にあった怖い名無し:2013/12/07(土) 01:19:10.14
- その瞬間、総理は飛び降りた狼と一瞬目が合った。
「開け、開け・・・」
総理は祈った。しかし、パラシュートは開くことなく、狼は海へと消えていった。
その表情を見るまでもなく、総理は彼が白だとわかっていた。
彼は総理に助言を願った。
彼はイタチに何も聞かされてはいなかったのだ。
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648 :本当にあった怖い名無し:2013/12/07(土) 01:31:07.29
- 黒幕はイタチでいいのか?
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649 :本当にあった怖い名無し:2013/12/07(土) 01:41:53.60
- >>648
そうです。
このあと総理は主人公と再会して逃げ延びるんだけど、
イタチは狼が爆弾魔で総理を殺して逃走、射殺されたと公に発表する。
最後はイタチも逮捕されるんだけど、子供向けの話でこの狼の最後はきついと思う。
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650 :本当にあった怖い名無し:2013/12/07(土) 01:45:47.32
- なるほど
狼カワイソス
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652 :本当にあった怖い名無し:2013/12/07(土) 02:14:27.28
- クレヨン王国シリーズってそんな話あったのかよ・・・
日曜朝のおぼろげな記憶だと、
ちょいブラックジョークなネタはあっても概ねのほほんとしてると思ってたのに
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690 :本当にあった怖い名無し:2013/12/07(土) 16:02:05.02
- >>652
クレヨン王国の作者は、パヤオと同じで、段々思想色が強くなってたからね。
月の卵の設定も炉利過ぎてアレだし(見た目大学生、中身初老の男と中1の恋愛)
そういう意味でも、後味悪い。