新世紀エヴァンゲリオン（貞本義行）

舞台は近未来
使徒と呼ばれる謎の巨大生物群の襲撃を受けた人類は、
唯一使徒に対抗しうる兵器エヴァンゲリオンを生み出した
エヴァンゲリオンのパイロットに選ばれた少年少女たちは、
それぞれの思いを抱えながら戦いへと赴いていく…というのが大筋

作中で主に活躍するエヴァンゲリオンは
主人公の乗る初号機とヒロインが乗る零号、弐号の３体
一応量産化も進行しており中盤で参号機が完成、
パイロットには主人公たちの友人の少年トウジが選ばれた
で、実戦投入前のテスト中に事件が起こる

参号機は寄生型の使徒に乗っ取られ、トウジを乗せたまま暴走してしまった
参号機は使徒と認定され、撃墜命令が下される
主人公たちも迎撃のために出撃するが、トウジが乗ったままなので手が出せない
そんなこんなでヒロイン機はどっちも戦闘不能になり、
残った主人公機も無抵抗のまま敗北寸前まで追い込まれる

業を煮やした司令官は主人公機を自動操縦に切り替え、
コントロールを失った主人公機は野獣のようなワイルドさで参号機を圧倒した
ちぎっては投げちぎっては投げであっという間に参号機を殲滅、
オマケにコクピットも握り潰してしまいトウジも死亡した

このあと主人公は司令官にキレて
エヴァンゲリオンで司令部を襲撃したり
「もうやってられんわ」とばかりに家出したりする

ただ個人的には無抵抗でボコられずに
助ける努力をしたら違う結果も有り得たんじゃないかなー
という感じがしてちょっと後味悪かった

でも正直エントリープラグだけぶっこぬくとか
ダミープラグの残虐ファイト思考でなりたったわけだし、
あの中でトウジがどうなっていたのかとかもよくわかってないんだよね。

ゲンドウは女遊びするくらいなら
シンジ君にプロレスでもやらせるべきだったと思う。