早わかり!ゴミ処理のしくみ(久我山リカコ)

917本当にあった怖い名無し:2014/01/23(木) 01:24:04.20
集英社から出ていた学習漫画『早わかり!ゴミ処理のしくみ』。
作画はなぜか久我山リカコ。

小学生である主人公の元に、突然未来から調査員を名乗る2人の女がやってきた。
彼女達の時代に、毒ガスを吐く謎の怪物・コードネーム「D」が出現した。
その出現理由を探るため、過去を調査しているという。
「D」とは、かつてゴミ処理場だった場所に出現したらしいが…。
というわけで、この時代のゴミ処理の仕組みを学んでいこうという、
まあよくある子供向けの学習漫画なんだが、途中からなんだかおかしな話になってくる。

主人公達は、ゴミ捨て場でカラスに襲われていた、
黒いウサギみたいな姿の謎の小動物を助ける。
「ピ~ピ~」と鳴き声を上げており、ウサギではないようだが…?

で、ラスト。
ゴミ処理の仕組みを学び終わった主人公は、
ゴミをポイ捨てする不良を注意するが、逆ギレした不良に殴られそうになる。
すると突然ウサギモドキが怪物「D」に変身してしまう。
「D」とは、人間の驕りや怒りといった悪い感情を吸収する事で誕生するらしい。
でもなんか適当に倒されて終わる。


918本当にあった怖い名無し:2014/01/23(木) 01:24:35.55
要するに「D」ってのはダイオキシンのメタファーで、
ゴミ処理の事を考えず驕り高ぶってると発生しますよと言いたいんだろう。

しかしそのDの母体となったウサギモドキは一体何者だったのか、最後までわからず終い。
デザインもなんだか気持ち悪いし、最後に物陰から見てるコマもゾッとする。
登場当初は主人公達を尾行しているかのような描写があったが、
カラスから助けられてからは従順にしていたし。

そもそもなんで学習漫画なのにこんなわけのわからん話にしたんだか?

 

早わかり!ゴミ処理のしくみ (集英社版・学習漫画)
早わかり!ゴミ処理のしくみ (集英社版・学習漫画)