天ぷら

126 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:01/12/12 00:37
「世にも無気味な話」って本で読んだ話。
ある子供が小鳥を買っていた。
しかし、ある日、小鳥は鳥かごから逃げ出してしまう。
その日の夕食の時間がきても、小鳥は帰ってこなかった。
親に、そのうち帰ってくる、となだめられ、子供はそれに希望を託した。
やがて、その日のメニューの話題へと会話は移っていた。
父「今日のてんぷらは美味しいねえ。特にこのとり肉のが」
母「え? そんなの入れてないわよ?」
お父さんのハシにつままれたてんぷらからは、小鳥の脚が伸びていた。