ポカリ
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378 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/01/01 13:20
- なんかに書いてた話し。
ある夏の日、私が霊感のあるBとある会合に行った。炎天下を汗をかきかき、会場についた。
会合はもうすでに始まっており、参加している人々は立食形式で
それぞれ机の上にある飲み物や食べ物を口にしながらでマターリと語り合っている。二人はみんなに遅れてきた詫びをすませ、咽が乾いていたのでとりあえず何か飲もうということになった。
私はすみにある机においてある未開封のポカリスエットが目に入ったので、
「B、あれ飲もうか?ついでくるよ」紙コップを二つ用意しながら言った。
しかしBは
「あれは、飲まないほうがいいと思う、あっちにあるオレンジジュースにしよう」と言う。
そういわれても、私はポカリが飲みたかった。とにかくのどが乾いている。
私はポカリをゴクゴク飲みたいのだ。
それにBのいうオレンジジュースは量が二人で飲むには少ないではないか。
全くおかしな事を言う奴だ。「そう?じゃ君はあれを飲めばいい、俺はポカリ飲みたいから」
私はそう言い、紙コップをBに渡した。
そして私はポカリをコップになみなみと注いで、一気に飲み干した。
ああ、これでのどの乾きが癒される。
「・・・!?」な、なんだこれは?口に広がる汚水のような味。
えずいて、吐きそうになってる私にBがにやにや笑いながら近付いて来た。「どうだ?まずいだろう、そのポカリに重なるようにして机の上に霊が座ってるのが見えたんだ。
やっぱりあんまりいい霊じゃなかったようだね」