さびしい王様 (北杜夫)
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406 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/09/01 14:45
- 小学校のころ読んだ本
北杜夫の児童むけ本だったと思うある熱帯の国の王様は蛮勇を誇り領土を広げることに執心していたが
ある日落馬して頭を打ってから国内政治に目を向けるようになる
そこで生まれた息子に学問をつけさせようとするも
野心ある大臣の手によって
帝王学と称し、えんえんとサインの練習ばかりさせられることになる何年も部屋に閉じこもって異常に複雑なサインの練習ばかりして王様になったが
ある日革命が起きて王宮を追われる
家臣は皆とっくに逃げていて大臣のお情けで適当な田舎へやられる
田舎で更に逃げようとジープを借りてとことこ砂漠を行くんだけど
途中で遭難、飢えて自分の血を飲んで喉が焼ける…てっとこで暗転したと思う
気持ち悪かった
作者の脳みそを疑って未だに彼の本はそれしか読んでない