バーティカル・リミット

主人公は登山家の兄妹

妹とスポンサーの事業家、ベテラン登山家の三人が山で遭難した。
主人公は助けに行くことを決心する。
事業家を救えば懸賞金が出ると登山家を募り、救出に向かうが
道中でそのほとんどが死亡。
いろいろあって、結局生きて山を降りられたのは主人公・妹・女の登山家1人だけ。

見終わった後に何だこれとおもた
いや、ハッピーエンドばかりじゃつまらんけど、主人公が登山家たちを殺したようなもんなのに
妹を助けられただけで何でそこまで喜べるの？と。

しかも馬鹿な死に方ばっかりしてるし
氷を砕くために持っていったニトログリセリンの扱いを誤って爆発させてしまい、
雪崩で二次災害まで巻き起こす馬鹿っぷり

映画の冒頭で、兄妹を救うために父親が自分のロープを切って滑落死する場面があるんだけど
こういう登山のシビアさを伝える裏で、妹可愛さに他人をうまく巻き込んで助けようとする
主人公の自己中っぷりにムカついた。