きょうだい心中(山崎ハコ)

427 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/29(水) 16:18:02
昔、暗い歌ばっかし歌ってたシンガーソングライターの
山崎ハコという歌手がいて(今も活動中?)「兄妹心中」て歌が後味悪い。
雪国で暮らす兄と妹がいて、兄はいつしか強く妹を愛するようになる。
でも妹には恋人ができて、次第に兄の思うようにならなくなる。
兄は、妹を取り戻すため、恋人を殺す決心をする。
兄の気持ちの解る妹は、思い悩み、苦しむ。
ある日。雪道を深くカサをかぶって降りてくる恋人に兄は襲いかかり、刃物で刺す。
だがカサを取ってみると、それは妹だった。これでいい、と妹は死ぬ。
兄の決心を知った妹が、ワザと恋人の服を借り、顔を隠して降りてきたのだ。
悲しみに暮れた兄は、自分もその場で自らを刺して死んだ。
白い雪の中に、赤く染まった兄と妹。ああ、悲しき兄妹心中……
という歌。イメージはキレイなんだけど、不毛すぎ。
しかも恋人、妹に守られてて頼りにならんし。役立たずー!! 
これは可哀想というより、登場人物の世界が狭すぎて後味悪かった。 

428 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/29(水) 16:21:34
ハコ、懐かしいね
トントントントン釘を刺す とかね

かかしの万博というアルバムにも、そんな不毛な歌なかったっけ?


430 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/29(水) 16:39:21
>>428
スマン、懐かしすぎて間違えた。
「兄妹心中」のバリエーションは、日本中に伝わってるものらしいんだけど、
ハコ版では舞台は京都。妹の化けたのは虚無僧ですね。虚無僧が恋人だ、と兄に伝えたわけ。
雪のイメージはどうしたんだっけと思ってたら、久世光彦の「花迷宮」の中に、
雪を紅にそめて息絶えるバージョンが載っていました。
いずれにしても、世界観が息苦しいですけど……

431 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/29(水) 17:47:05
妹に恋人が出来た
巣立つ妹を祝福できずに恋人を殺そうとする兄が幼稚で幼稚で自己中で
最悪だ。
何が心中だよ、オエー

432 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/29(水) 18:31:06
このテーマは割と日本人の琴線に触れるらしく、
枕を共にしてくれとねだる兄と、本当に関係しちゃってから心中するもの、
妹はかたくなに拒み、悲恋の歌として完結するもの、
兄は妻を、妹は夫を、すでに持っていながら関係するもの、といろいろあるみたい。
兄妹相姦って、そんなに共感呼ぶものかなあ。後味悪。
…そう言えば、一緒にこの歌聞いてた女友達が、
「この歌、兄貴と一緒には聴けないの…」とポツンと言ってたのを思い出した…

434 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/29(水) 19:35:37
>兄妹相姦って、そんなに共感呼ぶものかなあ。後味悪。
共感というより、妹萌え属性の男が多いってことじゃ…。

兄妹だから何やら悲恋に見えるけど
要するに好きな女が振り向いてくれないから(彼氏or本人を)殺しちゃえ、ってことだよな。
ただのストーカー馬鹿。


435 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/06/29(水) 19:58:18
>…そう言えば、一緒にこの歌聞いてた女友達が、
>「この歌、兄貴と一緒には聴けないの…」とポツンと言ってたのを思い出した…
それは家族でご飯を食べている時に
テレビにセックスシーンが映って
気まずくなるのと同じじゃない?

心中ものが好きだよね、日本人。
親が子供を殺したとか
ストーカーが被害者を殺したとか
そういうのも「心中」と言うと哀話に早変わり。

 

 

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