天才バカボン/第127話「おおサンタパパなのだ」(赤塚不二夫)
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61 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/11/21(月) 17:34:56
- あんまり後味悪くないけど。『天才バカボン』から
クリスマスイブの夜、枕元に靴下を置き
「サンタさん、プレゼントを持って来て下さい!」と祈り、ワクワクして眠るバカボン。その頃サンタクロースの家では、酒を呑みくつろぐサンタとトナカイ。
サンタ:「最近のガキはサンタなぞ信じてないから、出かけなくいい、楽だわい」
サンタは、サンタを信じている子供がいたら、その子の所へ行かなければならないのだ。
その時、サンタの部屋の壁に有る世界地図の、東京のあたりのランプが点滅する・・・
サンタ:「なんと!まだサンタを信じてるバカがいる!出かけなきゃ、メンドクセーなー」
トナカイ:「マッタク!頭キますねー」
で、しぶしぶ出かける、サンタ&トナカイ。バカボンの家に着き、寝ているバカボンを見て、
サンタ:「ナルホド、バカそうなツラしとるわい。ゴラー起きろ!」
と寝ていたバカボンをムリヤリ起し、殴る蹴る!
サンタ:「テメー、サンタなんか信じてるんじゃねーよ!時代がちがうんだよ!バーロー!」
ワケのわからぬバカボンは「ゴメンナサイ!ケーキあげるから、もうぶたないでー!」
とクリスマスケーキを差し出すが、
サンタ:「ワシャーはそんなものは食わんよ!」
とケーキをバカボンの顔に押し付け、プレゼントもわたさず去って行った。朝になり、怒りに燃えるバカボン・・・
バカボン:「ねえ、ハジメ!サンタの家を教えて!仕返しに行くんだ!」
ハジメ:「?、サンタさんは実在の人物じゃないよ。(サンタの起原の説明)
普通のおうちでは、お父さんがサンタふりをしてプレゼントをくれるんだよ」
バカボン:「そうかー!あれはパパのしわざだったんだねー!」で、気持ち良く寝ているところを、いきなりボコボコにされるバカボンパパ・・・
カワイソー