アンネ・フリークス/最終回(小手川ゆあ)
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28 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/16(木) 01:38:17
- アンネ・フリークスっていう漫画のラストが狙ってるだろってくらい後味悪い
革青社というカルト団体が内部分裂を起こし、3人の子供は大人に連れられ逃げ出す。
なにも知らずに育ったみつば少年は、血の繋がらない大人たちを実の父と姉だと思って普通に生きていた。
同じくなにも知らないゆり少年は、実母と性関係を持ち、心中を拒んで母を見殺しにした。
少女・あんなは青年・萌に連れられ裏の世界に育ち、殺人が趣味な危ない人になる。
3人とも革青社の幹部だった男たちの子供。その事情を知っているのはあんなだけ。幹部の子供である子供たちを保護しようとする革青社の生き残りたち。
(あんなは追ってくる人々を殺しすぎて命を狙われている)
内部から狂った団体を破壊しようと、心を許したふりをして潜入するみつばとゆり。
それがばれ、捕らえられたみつばは首を吊らされる。
医師の萌が助けたので命は助かった。萌は革青社の者に殺される。なんとか逃げ出すゆり。あんなとはいい感じな仲になる。
みつばは植物状態で、もしかしたら一生目覚めないかもしれないらしい。
子持ち刑事の生野は、犯罪者の更正を第1に考える人で、
あんなたちに貴方はやり直せるわと説得するが、あんなに負傷させられる。
「あなたしと一緒に来たいならこいつ殺して」ゆりは生野の首を切る。
生野は息子の顔を思い出しながら絶命。新しいターゲットを見つけてゴツイ銃を抱えてはしゃぐあんな。
ゆりは生野を殺した罪悪感に苦しんでいたが、あんなの顔にそんな事も忘れられた。
獲物を狙うあんなの顔はいきいきとして魅力的。そんなあんなを見ているのが好きだ。
あんなとゆりが手を繋ぎ「僕はいま幸せだ」で話が終わる人殺しに加担してしまったものの元々は明るく元気な関西弁少年だったみつばが植物状態のままで、
ひたすら母性愛をもってゆりたちに憐憫の情を抱いていた生野がぬっ殺されて、
あんなたちに射殺許可まで出ちゃって、それで幸せとか言っちゃう展開が衝撃的だった。
警視だかなんだかの人が、あんなは容姿で男をとりこにさせるが弾避け程度にしか見てなくて
今のが駄目になったら次を探すだけの奴だとか言うところがあって、
ゆりもそのうち死ぬのかなーとか想像すると、もう