千びき皮(グリム童話)
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23 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/04(土) 04:58:36
- 子供の頃読んだ昔話の「千匹皮」が衝撃的だった。 
 美しい王妃を持つ王様。王はとても王妃を愛していたが、
 王妃は病気で死んでしまう。
 王は悲しむが、国王として新しい王妃をもらわなくてはいけない。
 だが、王妃以上の女などいない、と突っぱねる。
 しかし、王妃そっくりのすばらしい女がいた。
 それは、王と王妃の実の娘だった。
 王は娘に求婚する。で、王から結婚の贈り物として贈られた「千匹の獣の皮」で 
 作られた毛皮で変装した姫は王の元を逃げ出し、隣国にいくんだが
 物語のラストは二通りに分かれる。一つは、隣国の王に見初められ結婚する。 
 もう一つは、隣国のパーティに来ていた父王が、変装していた娘を
 見つけ出し、自国に連れ帰って結婚する(こちらが原作に忠実)。
 読んだとき、父親と?逃げたのに何で?とすごく悩んだが、
 大人になってから読み返すと、原作忠実版では変装中の姫が
 わざわざ父親に見つかるような態度をとってるんだよね。
 どうやら父子相姦ではまずいので、一度逃げ出し、別人として国に戻って
 父親と結婚した、と言う意味合いが読み取れて、いっそういやな気分になった。
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108 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/05(日) 21:01:00
- >>23 
 少し前に、NHKのドイツ語講座のテキストでやってた
 ひさうちみちおの漫画が、そんな感じで後味悪かったな・・・
 父王が娘に子供を作らせるぞ、なエンド。
 娘は実の娘じゃないかもしれないから、問題ないのかもしれないけど。




