異星との交流

155 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/24(金) 07:57:05
SF短編で見た話

地球とどっかの☆が友好を深めるために料理会を開く事となる。
互いに自国の食材を使った物で、自国民が調理する。
地球の代表で料理を食べるのは合衆国大統領ジョージ氏と料理人とその弟子。
まずは、どっかの☆の人がつくった料理から食べる。
その☆の人はタコ型で、なんと彼らは自分の足をもいで調理しだした。
それだけでどん引きだが、食べるのを拒否したら戦争になりかねない。
ちょいと茹でた程度で、相変わらずうねうね動く足を料理人と弟子は涙ながらに食べる。
(ちなみに足はちゃんと再生するらしい。味はかなり不味い)
その頃、二人とは違うメニューを注文したジョージ氏。
ジョージ氏のもとにはめちゃくちゃ美味しそうな品々が運ばれていた。
だが、食べ方が地球式ではない。腸に挿入して味わうという品だった。
「オーウ!? マミー」と泣き叫ぶ大統領を見てまだ自分たちはマシだったと二人は思う。

今度は地球組が調理する番となった。
だが、冷蔵庫を見るとあらかじめ運んでおいたはずの食材がない。
忘れてきたのかもしれない。食材は自国のものではないといけない…
料理人は仕方なく、弟子の体を食材にしようと決意した。
弟子はもちろん嫌がりまくるが、サイボーグの技術が発達してるから大丈夫となだめる。
早速調理しようとしたところ「そっちの方が渋みがありそう」と言われて
料理人の方が調理される事になった。
まずは足を調理され、次はモツがいいとペニスを切られる。
☆の方々はその味を褒め称え、家族のためあと5人分を注文した。
脳みそさえあればサイボーグ化はできるし、もう勝手にしろと開き直る料理人。
弟子もすっかり慣れ、調味料かなにかを取りに冷蔵庫を開く。
すると、冷蔵庫の奥の方にちゃんと地球の食材があった。
誰か親切な人がよく冷えるようにと奥にいれてくれていたらしい。
今からその食材を使うという手もあるが、言い出すのが恐くて弟子が冷蔵庫を閉めて終わり。

なにこのヒドイ話…と当時小学生だった自分にはひどいトラウマになった。今読むとコメディ調なのが唯一の救い