RAINBOW-二舎六房の七人/横須賀 丈(柿崎正澄)

390 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/04/16(日) 01:06:58
なんかの漫画のエピソード。

母親に捨てられたハーフの兄妹。仕方なく施設で暮らすようになる。

ハーフなだけあって美形な兄。
それが災いして、施設長のオバハンにセクロス強要される最悪な日々。
そんな中で犯罪を犯してしまい、妹を残して少年院へ。

少年院での辛い生活に慣れ始めた頃、
施設長のオバハンが面会に現れ、妹に引き取り手ができたことを告げた。
妹の身をあんじて苦悩する。恐らく妹は引き取り手に、弄ばれてしまうだろうと。
(案の定引き取り手は脂ぎったキモいロリコンのおっさん)

そんなある日、仲間の協力を得て少年院から脱走することに成功する。
ボロボロになりながらも施設へたどり着くものの、警察が先回りしていた。
警察に拘束されながらも、必死に妹のことを訴える。それを嘲笑うオバハン。
「何回てめぇをイカせてやれば妹に会えるんだよ??!!」
警察も困惑する中、とにかく訴えまくる兄。

そこに、ふいに妹が現れた。
「一緒に暮らそう……」と涙ながらに言う兄を、
「なにしに来たの?」「もう私に構わないで」と冷たく突き放す妹。
愕然としながら連行される兄。

──部屋で一人、昔、兄が描いてくれた母親の似顔絵を見て涙する妹。
『来てくれて…嬉しかった』『さようなら、お兄ちゃん』

—————-

もう兄を心配させたくないが為に心を鬼にした妹。
これからキモいロリコンのおっさんに弄ばれると思うと……orz


391 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/04/16(日) 01:16:45
>>390
そんなんしたら余計に兄が心配するじゃないか…
むしろ一生苦しむ事になるじゃないか…
何とも鬱になる作品だな

392 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/04/16(日) 01:26:36
>>391
追記すると、

兄「妹がそこまで考えていたなんて……」
  「俺、いつか歌手になろうと思う」
  「有名になって、妹に気づいて貰えるように」

と、希望が少し差し込むんだけど。
それにしても妹のその後を考えると('A`)

 

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