おっとり捜査(小手川ゆあ)

242 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/02(火) 20:59:18
「おっとり捜査」という男性刑事・秋葉と女子高生・みずほコンビの刑事漫画が鬱になる
その中でも個人的に嫌な話二つ

みずほのクラスメートの少女が行方不明になった。
そして他のクラスメートの少女たちも変質者に惨殺されていく。
秋葉が捜査に乗り出すと、保険医として同じく乗り込んでいた
麻薬取締捜査官の男がいた。行方不明になった少女は麻薬中毒者だという。
少女は惨殺されたクラスメートたちに半ば無理矢理援助交際をさせられ
逃げられないように麻薬漬けにされていた 男はその事を知りながらも放置した
麻取は警察とは違い、麻薬を使用している個人ではなく麻薬ルート自体を潰さなければいけない。
ルートを得るまでは当の麻薬被害者が蝕まれていくのを黙認するしかない。
みずほの学校にレインコートを着た変質者が現れ次々と人々を滅多刺しにしていく。
なんとそれは、相貌こそかなり変わっていたが行方不明になっていた少女だった。
麻薬中毒のために錯乱して凶悪な殺人犯となっていた。
彼女に密かな恋心を感じていた麻取の男は、
取り押さえられながらも暴れ狂う少女の狂った姿に涙しながら鎮静剤を打った。
少女は回復していくが社会的にはほぼ人生終わりっぽい

秋葉の父の病院を訪れる母子 子供の傷は母Aからの虐待ではと秋葉父は疑う。
Aは中学時代に通り魔に乱暴された事がある 犯人はいまだ逮捕されないまま
未成年の少女が被害者という事でもちろん報道もされなかったがAは母の態度に苦しんだ
Aの母はまるで事件自体が存在しなかったと、Aが苦しんだ事すらなかったかのように扱うのだった
Aは事件を隠したまま結婚して子を産んだが、いまだに一連の事件をトラウマにしたままだった。
「お母さん私を見てよ」とぶつぶつつぶやくAの声に耳を傾けながら、ナイフで自分の顔を切るAの息子。
息子の不審な傷跡は虐待ではなく、自分を省みない母への抗議としての自傷行為だった。
Aと息子は最後に仲直りっぽくなるが、同作者の「アンネ・フリークス」に息子らしき人物が現れる
自傷癖が続きっぱなしで、しかも最後は銃で撃たれまくってあぼん
身をていしてかばった相手は殺人マニアで「さようなら」とニヤニヤしながら言ってくる
同じ名前の別人物だといいが、そんなにない名前だし自傷癖という共通点が


311 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/03(水) 20:12:49
>>242
おっとり捜査は後味悪い話が多いな
男使って罪もない少女たちに対して
輪姦→殺害を繰り返していた女が
「彼女も元々はレイプ被害者だったから」
と言ってほぼ罪帳消し状態でいい子扱いなのが(’A`)
あと爆弾つくるのが趣味(その爆弾によって死傷者も出た)の少年が
レイプ女といい仲になってのほほんと幸せになるのが(’A`)

313 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/03(水) 21:08:47
>>311
それって、作者はわざと(ブラックな世界を狙って)やってるのかね?
それとも、「レイプ被害者だから関係ない女の子に八つ当たりしても許してあげなきゃ!」
という感覚を本気で「正義感」と思ってるのか…?
前者なら悪趣味で済むが、後者だと果てしなくたち悪いなぁ。

 

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