紅い牙/VII 『ブルー・ソネット』(柴田昌弘)
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681 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/27(土) 11:15:39
- ブルー・ソネットという漫画の終わり方が、
後味悪いというのとはすこし違うかもしれないがとにかく救いがなかった。
話のあらすじは、超能力者の主人公(女)が悪の組織と戦っていく、というものなんだが
話の終盤で主人公は、悪の組織のに目の前で弟、友人らを殺され自分の力を暴走させる。
止めようとした仲間、恋人、ライバル(改心した)の声にも耳を貸すことはなく
力尽きたライバルと、ライバルをかばった恋人は死亡。舞台となった阿蘇市は壊滅。
惨状を見た主人公の親友が自ら犠牲になり、火口に飛び込むことで
やっと主人公の暴走は止まった。
我に返った後、全てを失った主人公は一人、悪の組織との戦いのため、旅立つ…(全19巻)
という展開だったんだが、復讐物語の始まりかと思うほどのこの救われなさといい、
これは本当に少女漫画なのかと思うくらいだった。
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683 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/27(土) 12:14:42
- >>681
赤い牙シリーズだっけか、作者は基本的に後味の悪い話専門の漫画家ですな。回転扉:二重人格の片方が極悪人、まともなほうは何も知らない少女の話、
恋人が極悪人格のほうを消そうとして失敗し死亡、少女はまともな人格がぶっ壊れてしまうハリアー:居るだけで都市機能を麻痺させてしまう少女の連作短編。
追っかけてた男は結構いいやつだったんですが、打ち切りになった?
最後の話で、祟りかなんかで老衰、少女はそのことを知らないまま中断。