天使の囀り(貴志祐介)

813 名前:1/3 投稿日:2006/05/29(月) 01:56:49
『天使の囀り』

2年位前に読んだ話なのでうろ覚えだし、
内容が断片的なので間違っていたり、理解出来なかったらすみません。

ジャングル奥地に生息していたあるサルから寄生虫が見つかる。
それは恐怖を克服し、むしろ恐怖が快感になる作用をもった寄生虫で、
寄生されたサルの肉を食べる事によって人体にも寄生される。
主人公(看護婦の♀)はあるセミナーに潜入する事になる。
そこで参加者達はサルの肉を食べさせられる
(主人公は飲み込まずにトイレで吐いた)
段々と恐怖が快楽になっていく参加者達。
寄生された人間は皆『天使の声が聞こえる。』と言っている。
しかし快楽を求めすぎて死ぬ人が続出した。


813 名前:2/3 投稿日:2006/05/29(月) 01:58:32
さらに、一緒に寄生虫を研究していた♂が
寄生されたサルが最終的に無惨な死に方をする事に気付いた。
(体から白いトゲ状の骨が飛び出したりとにかくひどい)
それは寄生された人間にも現れてくるようになる。
そして一緒に研究した♂も寄生虫に侵されてしまう。
その♂は主人公をマンションに呼び出し寄生される事を勧めてきた。
(何も恐れなくていい。気持ちいい。とか)
断っていた主人公は、逆上した♂に殺されそうになりながらも
マンションから逃げる。
♂は主人公を追いかける為にベランダから飛び降りて死亡。

814 名前:3/3 投稿日:2006/05/29(月) 02:02:58
寄生虫を全て片付けた♀だったが、
最後に自分の担当していた治る見込みの無い患者に(若い男の子)
寄生虫を寄生させる。

ラストシーンは男の子が
『天使の囀りが聞こえる』
と言って終わり。

訳分からない上に携帯からの書き込みすみません……
本当はかなり読み応えあります。
一緒に研究していた♂が寄生されるまでもスリルあるし。

 

天使の囀り (角川ホラー文庫)
天使の囀り (角川ホラー文庫)