トライガン・マキシマム/レオノフ・ザ・パペットマスター(内藤泰弘)
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100 名前:1/3 投稿日:2006/08/08(火) 09:00:59
- 有名な漫画だから知ってるかもしれんが
内藤泰弘『トライガン』主人公は家族同然だった女性を殺した男を見つけ出して殺す旅に出ている。
それでもって、その男は主人公に最高の苦しみを与えるために、主人公の故郷に刺客を送った。主人公の性格は温厚でいつも笑顔を絶やさず故郷の人々みんなを愛していた。
それに答えるように人々は彼を同じように愛していた。
そんな大切な人々を守るために主人公は急ぎ足で故郷へ戻った。彼を迎えたのは公園の中でボール遊びをする子供たち、
にこやかにベビーカーを転がしながら散歩する夫婦。
いつも通りの光景に主人公は安心した。
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101 名前:2/3 投稿日:2006/08/08(火) 09:02:15
- だが次の瞬間人々は、繰り糸が切られた人形のように
頭、手首、腕、腰、腿、脛、足首
など各個のパーツにばらばらになって地面に落ちた。
そしたら鉄糸を持った怪しげな人形繰りのおじさん(以下おじさん)が出てきて
「ようこそパペットショウへ」
とかいいながら人形を使って主人公に攻撃をしかけてきた。その攻撃法というのが、
たとえば主人公が民家に逃げ込むと、
にこやかに家族が食事を行っているが次の瞬間、笑顔のまま全員が銃口を向けてきたりと
えげつないものばかり。それでもって、この人形は故郷にいた人々の体を使って作られたもので
彼らは生きながらにして腑分けし、人形にしたとおじさんが告げた。
そのことに絶望して主人公は半狂乱しながら鬼のように銃を振るった。
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102 名前:3/3 投稿日:2006/08/08(火) 09:04:08
- やっとのことで追い詰められて倒れこむおじさん。
あとは主人公が引き金を引くだけとなった。そこでおじさんは問いかけた
「私を殺しますか?」
だが主人公は、
「殺さない。俺はあんたの親父がくれたパンの味をおぼえている」
と答えた。
実は何十年も昔の子供の頃、おじさんと主人公は友達だった。
だがおじさんは記憶を封じ込めていたため、主人公が誰かまったくわからなかった。——————————————————————–
ここは断片的な回想シーンからの予想だが、
おじさんは恋人を病でなくしてしまった。
生き返らせようとしてその恋人の死体を人形にし、
人形繰りをマスターすることで彼女を生き返らせようとしたのかもしれない。
その人知を超えた技を修得するために記憶を封じ込めたおじさん。
——————————————————————–死を感じたおじさんは恋人の人形を思い出し、持ち込んだ人形ケースの山に駆け寄る。
そこで脇役キャラがなんかしでかして、建物が崩壊しておじさんが落下していった。
だが主人公が間一髪で鉄糸を握って助ける。
そこでおじさんの記憶が蘇り、
「あなたはまさか・・・」
といったところで自分の真横を落ちていく恋人の人形をみつけ、
後を追うためにおじさんは人形を使って主人公の手を刺し
自ら落ちて死んで、終わり。
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104 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/08(火) 09:51:24
- トライガンを読めば、殺すために旅をしているわけじゃないのは
分かると思うんだが
主人公は、味方からさえも罵倒されるくらいの、絶対不殺なわけだが
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106 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/08(火) 10:10:39
- >>104
素で間違えました。
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109 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/08/08(火) 10:29:19
- トライガンはたまに友人が買った雑誌で読むくらいだったけど、
そのたまたま読んだ回で鬱になった記憶がある。敵方の結構位の高そうな幹部に、精神操作か何かで他者の体を操れる奴が居る。
その幹部が、何らかの事情で兵士みたいな一群に囲まれるんだけど、
その撃退法が
『精神操作で全員を操って、護送車みたいなトラックのコンテナに兵士全員を詰め込む』
と言うもの。
当然コンテナの容積は、取り囲んでる奴らが全員は入れるほど広くない。
操られてるのは体だけなので意識はある。
もう人が満杯でギチギチになっているコンテナに、「やめてくれええ!」と泣き叫びながら、
ボキボキと骨を折りつつ強引に入っていく兵士達。
ギシギシと軋むコンテナ、その下のほうについてるバルブか何かが弾け飛んで、
大量の血がドバーっと…。こういう死に方はしたくないな…と思ったよ。