野の馬(今江祥智)
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637 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/19(土) 13:10:55
- 既出だったらスマン。あとちょっと大雑把でスマン
十年くらい前なんだが、中学の国語の教科書に載ってた小説の話。
題名を忘れてしまったんだが・・・
主人公の少年が父親に怒られるようなことをしてしまって、
「そこで反省するように」と蔵に入れられて閉じ込められてしまった。蔵には屏風があり、それは草原に馬の絵が描かれているものだった。
少年は「出して」と泣き叫ぶも父親は出してくれず、疲れた少年は見つけた屏風に見入った。
すると屏風の馬が動き、風が吹いているかのように草原が揺れた。少年は驚くも、気持ちよさそうなその屏風の中に入りたいと望む。と、少年は屏風の中に入ることができた。
「そろそろ出してやるか」と蔵に行く父親。だが息子が見当たらない。
蔵に入ると屏風がありその屏風を見ると、そこには草原と馬と、楽しそうに馬に跨がる息子が描かれていた。
馬に跨がった少年が遠ざかっていって、父親は呆然として話は終わり。ちょっと間違いがあるかもしれんが、
「少年が屏風の中に入って、出てくるとかのオチもなく終わった」という点が後味悪い・・・少年はどうなったのか・・・orz
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668 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/20(日) 08:04:47
- >>637
その話うっすら覚えてる!
教科書に載ってた!子供のころはなんとも思わなかったけど、今読むとヘンな話だなぁ。
テーマがわからん。
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714 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/20(日) 23:51:56
- >>668>>637
日本人が読むとワケワカメな話かも。
モイラはちょっと中国の思想に被れてるからわからんでもないよ。
モイラなりの解釈を書いておく。中国人にとってえらいのは親、子は親の奴隷。
親(男)が居ればコピー(子のこと)なんていくらでも作れるという思想が根底にある。
その寓話は
いくら自分の子でもあまり親が私物化して虐めていると
子は逃げていってしまうよ、という戒めの話だと思う。