世にも奇妙な物語/「お前が悪い!」
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225 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/31(木) 14:08:32
- 世にも奇妙な物語の「お前が悪い!」
ある日主人公は、電車の中で痴漢扱いされてひっぱたかれる。
それ以来、世の中で起きた犯罪はことごとく主人公のせいにされ、
「お前が悪い!」と責められるようになってしまう。
近くで起きた万引き強盗泥棒殺人交通事故は全てが主人公のせい、
アメリカの銃乱射事件も主人公のせい、9・11テロも
第二次世界大戦も恐竜が絶滅したのもポストが赤いのも
とにかく全て主人公のせい。
そして遂に、世の全ての災いの元凶である主人公をリンチしようと
群集が彼の部屋に押し寄せ、ドアをブチ破って中に押し入ってくるが、
責められ続けた主人公は既に首を吊って自殺していた。
責める相手をなくした群集は呆然としていたが、中の一人が横にいた奴を指差して「お 前 が 悪 い !」
ちなみに原作小説があるが、オチは完全に異なる。
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232 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/31(木) 15:17:16
- >>225
どどどど、どんなおおおちなんだ!!!
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257 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/31(木) 22:51:48
- >>232
>>225じゃないが。
>そして遂に、世の全ての災いの元凶である主人公を
ここまでは原作と同じ。大家が合い鍵で部屋を開ける前に主人公は二階の窓から飛び出しバイクを奪って逃げる。
世界中が主人公を敵だとみなし学者はしかつめらしい顔で
「大氷河期の到来は主人公のせい」などの言いがかりレベルのものを言い放つ。
しかし人類は主人公を敵だと思い、皮肉にもそれで世界は団結する。
なんとか一週間持ちこたえるが、主人公はとうとう、公園の便所に追いつめられる。
周囲には軍隊。軍靴の音が近づいている。
主人公は洗面台の鏡の中の自分と対峙する。顔は血まみれで到底自分とは思えなかった。
理不尽で横暴な暴力にだんだん腹が立ち、主人公は鏡の中の自分を指さし心の底から叫ぶ。
「お前が悪い!」
その途端、鏡の中の主人公がくるりと背を向けて逃げ出した。
直後兵士が突入するが、鏡の前に立つ主人公を押しのけて我先に鏡の中へ飛び込んだ。
主人公を追い鏡の中に飛び込む人の群れは半月続いた。
だれ一人いなくなった世界で、主人公は犬の頬を挟み
「こうなったのは、ひょっとして、ぼくのせいだったのかな?」と呟く。
犬は主人公の腕からするりと抜け、振り返り、言った。
「お前が悪い!」
______________原作は火浦功の同名SF小説(だから鏡に入ったり犬が喋ったりする)。
俺はドラマを見ていないから原作との差異を示すことはできない。すまん。
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260 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/31(木) 23:12:34
- >>257
へー面白いね。ありがとう。>>232ではないけど。
テレビ版はちょっとしたブラックユーモアって感じだけど、
原作は世界規模の大スペクタクルSFブラックユーモアだね。