妖怪学園ザビエル(魔夜峰央)
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311 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/11(水) 20:07:09
- 昔読んだ漫画(タイトルは忘れた)
妖怪と人間が共存している学校が舞台。そこに1人の妖怪嫌いの生徒がいた。
彼はいつもイライラしながら学校生活を送っていた。
そんなある日のこと、学校のプールに住んでいる河童から
「もしかして君、鬼人(人間に帰化した妖怪)じゃないの?」と尋ねられ、
彼は「冗談じゃない!」と一蹴したが、好奇心旺盛な同級生達が
「妖怪の医者がいるから診察してみたら?」と彼を半強制的に妖怪の医者の小屋に連れていった。そこの妖怪の医者から「普通の人か鬼人かがわかる霧吹き」
(普通の人なら何も出ないが鬼人なら紋章がでる)をかけてもらうと、
紋章が浮かんできて彼が鬼人であることが証明された。
驚きを隠せない彼はその夜、両親に詳しい事情を尋ねた。
両親曰く
「私達の先祖は昔、この場所で畑を荒らしたり人間を食い殺す等の悪さをしていた妖怪であった。
そんなある時、高僧によって妖怪はこらしめられ、本来なら殺されるところだったが、
人間として生きる道を与えてくれた」
と言う。いつも飲んでいるお茶は人間の姿を維持するためのお茶だと両親は説明した。
この話にショックを受けた彼は妖怪の医者に「自分を最強の妖怪にしてくれ」と懇願した。
医者が解呪を言わなれば解放されない閉鎖空間で彼は不死の妖怪として生まれ変わり、
手始めに医者を食い殺して思いっきり暴れようと考えたが、「解呪を言わなければ解放されない閉鎖空間」にいると
気づいた時にはすでに遅く、永久に閉じ込められるハメになった。「人を呪わば穴二つ」を地でいく話で本当に後味が悪かった。
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315 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/11(水) 20:54:42
- >>311
魔夜峰央の「妖怪学園ザビエル」の中の『以津真天』のエピソードだね。
いつまでー、いつまでー、と永遠に閉鎖空間の中から鳴き続けるんだよな。