巨人獣(石川球太)

459 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/26(木) 16:09:49
巨人獣を思い出した。

ある日いきなり体が巨大化して社会全体から疎まれて
追われて無人島に逃げ出すが、攻撃しかけられてあわや…
ってところで続きがない。
さすがダイソーコミック。


466 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/26(木) 18:00:55
>>459巨人獣・・・

ごく平凡なサラリーマンが、ある朝目覚めたらいきなり巨大化している。
(理由は最後までわからない)
なにしろ大きいから、ちょっと動いただけで街を破壊する。
やがて腹が減る。
巨大だからものすごい量食べなければならない。
しかも、ウンコをする。
巨大だからものすごい量のウンコをする。
巨人獣とか呼ばれても、もともとは普通の気弱な男なので、
「すみません、すみません」と情けなく謝りながら食べたりウンコをしたりする。

自衛隊に攻撃されたり散々な目に遭う巨人獣だが、
敵対する意志のないことを何とか人々に理解してもらう。
同じように何の前触れもなく突然巨大化した女とも出会い、
男は政府に要求する。
「俺たちを無人島に運んでくれ。そこでだれにも迷惑を掛けずひっそりと暮らすから」

政府は要求を呑み、2人の巨人を船に乗せて無人島に向かわせる。
船の乗組員たちはみんな巨人の理解者で、2人はやっと安住の地で平和に暮らせると思い、安心して眠りにつく。
しかし男が目覚めると、船には全く人影がない。
政府は2人を危険とみなし、船ごと爆殺することにしたのだ。
危険に気付いて、女を連れて逃げようとする巨人獣。しかし・・・爆発。
おしまい

なんかひたすら情けなく後味が悪いマンガだったなぁ


514 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/27(金) 12:20:34
>>466
アレで終わりなの? 打ち切り?

554 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/27(金) 20:41:36
>>514
あれで終わりなんだって。
しかも作者はそのあと干されちゃって、「巨人獣」ぐらいしか作品を残さなかったらしい。
一部では伝説のシュールマンガとして知られているから
ある意味偉業なんだろうけど。

581 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/28(土) 03:26:12
>>554
亀だけど詳細ありがとう。
そっか~、干されちゃったんだ…
ありがちな荒唐無稽さがなくて、徹底してリアルに考えてるのが俺は好きなんだけどな。
巨人を港?まで移動させるときに、電線を切らないように匍匐させたりしてるところが。
「面倒くさいから町並みこわしちゃえ」ってストーリーじゃないのが返って面白かった。
今だったらウケそうなきがするなぁ。

 

巨人獣(ザ・パラノイド) (QJマンガ選書 (12))
巨人獣(ザ・パラノイド)
(QJマンガ選書 (12))