祖父母に吹き込まれて
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436 名前:こむぎやき 投稿日:2007/12/28(金) 14:22:33
- レディコミから
妻と死別し男の子を一人持つ男性と結婚した主人公。
夫となった男性は優しく、幼い継子も主人公に懐き慕ってくれている。
幸せと思える結婚であった、ただ一点を除いては…。それは継子の祖父母、前妻の両親の存在であった。
新婚家庭であるにも関わらず、彼らは毎日のように主人公の家にやって来ては、
継子の事にやかましく口出しし、当然の事のように家族の食事に加わったりと我が家の如く振舞い干渉する。孫かわいさに義息子家庭と一線を画すことの出来ない祖父母と、
主人公はやがて継子の躾を巡り対立するようになってしまう。
思うように振る舞えなくなった祖父母は、娘が亡くならなければ孫ともっと一緒に居られたのに、
いやあの嫁が来なければ…と、恨みを主人公に向ける。一方、主人公のストレスを目の当たりにしながらも、再婚するまで子が世話になっていたという負い目があり、
祖父母に強い事を言えなかった夫も主人公の妊娠を機に祖父母に対し距離を置く事を決意、宣言する。
やっとの思いで祖父母の干渉から解放されたのであった。主人公の妊娠は兄弟が出来ると継子も喜んでくれた。
目立つようになったお腹をさすりながら新しい家族を思いしみじみとした幸せに浸る主人公。
突然そのお腹めがけ、バットが振り下ろされた。
傍らに立っていたのは、小さな両手でバットを握りしめ青ざめた顔をした継子であった。
何故と問う暇もなく何度もバットは振り降ろされ、主人公の足元に血溜まりが広がっていく。…赤ちゃんが生まれればお前は捨てられるんだと、
主人公への憎悪に凝り固まった祖父母に吹き込まれての凶行であった。
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437 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/28(金) 14:45:34
- うぎゃ
祖父母がシラを切ったり
「まさかこんな子だとは」とかてのひらかえすシーンが
浮かんで後味悪いです。