3びきのくま(トルストイ)

950 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/13(火) 20:56:55
童話つながりで(有名な話だけど)トルストイの「3びきのくま」。

森の小さな家に、父、母、子供の3匹のくまが暮らしている。
ある朝、3匹は朝食のスープが冷めるまで森へ散歩に出かけた。
そこに道に迷った女の子がやってきて、くま宅に無断侵入。

テーブルの上には3杯のスープがある。
父用は熱すぎる、母用は冷たすぎる、子供用はちょうどいい温度。
女の子は子供のスープを全部飲み干す。

次に3つのロッキングチェアが目に入る。
父用は揺れすぎる、母用は揺れない、子供用はちょうどいい感じで揺れる。
子供の椅子をガンガン揺らして壊す。

次に3つのベッドを見つける。
父用は硬すぎ、母用は柔らかすぎ、子供用はちょうどいい硬さ。
子供用のベッドで眠り込む。

そこにくまたちが帰宅。自宅の異変に気付く。
スープがない!椅子が壊れてる!!ベッドに知らん奴が寝てる!!!
くまたちが怒ってうなると、女の子は逃げていった。おしまい。

この本を読むたびに「くまかわいそう、女の子嫌い」と泣きながら怒っていたらしい。
本来は女の子に感情移入して、くまが帰ってこないかドキドキする話らしいが、
今読んでも女の子にイラっとくる。


960 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/14(水) 09:10:35
>>950
自分が読んだのは、最後に女の子が謝って熊親子と仲良くなる話だったけど、
絵本の女の子が可愛くなくてやっぱりイラッときたw

962 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/14(水) 10:33:20
>>960
自分が読んだのは、
女の子はペコリと頭下げて逃げ出して、
こぐま「一緒に遊びたかったのに」
父熊「パパだって」
母熊「また来るわよ。その時はご馳走してあげましょ」
どんだけお熊好しなのかと。

963 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/14(水) 12:24:29
>>962
もはやそれは別の話しじゃね?

964 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/14(水) 13:54:05
>>962
お熊好しって響き可愛いなw

965 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/14(水) 14:04:24
女の子は金髪の可愛い子だと明記してある。
可愛くてわがままな女の子を悪い子だねーと思いながらも愛でるのが、
本来の読み方なんじゃないかと思う。
ロッタちゃんとか、いやいやえんとかと同じ、
児童書にたまにあるわがままな子のわがままを楽しむ本だと思う。

 

3びきのくま (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)
3びきのくま
(世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)