ホーム » 小説 » その他書籍 » 快適な暮らしがあると知ってしまった

122 名前:本当にあった怖い名無し :2009/12/20(日) 17:08:48
昔、雑誌か何かで読んだコラム。

発展途上国の貧乏な村に、まじめで教育熱心な校長先生がいた。
校長先生の熱意に感心した日本のボランティアの人たちが、校長先生を日本へ招いて
学校などで日本での教育方法が学べるように手配した。
校長先生は1、2週間日本に滞在して研修を受けた。
日本を発つ日、校長先生はボランティアの人に
「ここで学んだことは、必ず母国で役立てます」と言って感動させた。
しかし空港で行方不明になり、そのまま姿を消した。
2年後、校長先生は母国の都市部で若い女性と同棲しているのが判明した。

コラムはここで終わっていた。
なぜ校長先生が行方をくらましたのか、その後村に帰ったのかなどは書かれていなかった。
推測だが、校長先生は日本で文明の恩恵を受け、楽で快適な暮らしがあると知った後は、
もう貧乏な村に帰りたくなくなってしまったのだと思う。
日本でのほほんと暮らしている身としては、正直、校長先生を責められない。
だけど捨てられたご家族が可哀相だった。


128 名前:本当にあった怖い名無し :2009/12/20(日) 21:26:04
>>122
途上国なんかで学生を国費で留学させるとみんな留学先に居着いちゃって帰って来ないらしいね。
国費で留学したんだから帰国して国に貢献するべきだって言うのは簡単だけど
当事者だったらなかなか出来ることじゃないよな…。

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