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134 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/11(土) 16:11:26
説明下手でなんか書いてて目眩がした

ある製薬会社の研究所に、一人の青年が勤めていた。青年は風邪をこじらせながらも勤務していた
実験がてら何種類もの試作品の風邪薬を飲んだが効果は無かった
ある日、同僚から「最新の解熱剤があるから、所長から貰ってみたらどうだ?」と言われた
青年が所長室へ資料を提出しにいくと、所長は留守であり、青年はそこで風邪薬を見付けて飲んだ
青年は応接室へ行き、仮眠をとった

青年が目を覚ますと翌日の朝になっており、青年は「何故誰も起こしてくれなかったんだ」と悪態をついた
しかし、研究所内の青年以外の人間は、全員が苦しむような表情をして死んだように倒れていた
研究所の電源は何故か所長の手により落とされていて、青年がバッテリーを上げた途端に
探知機(?)が作動し、アラームが鳴り響いて研究所は閉鎖された
どうやら細菌かウイルスか何かで汚染されているようだった

青年は偶然にも製薬会社の局長と連絡をとってしまう。青年が事態を報告すると、局長は青年にある使命を与えた
それは、製薬会社が国からの直々の依頼で極秘に研究していたある薬品のサンプルと研究資料を、
他人が来る前に確保し、局長がいる東京まで無事に持って来いという任務だった
青年は指示された通りに研究所内を探し回り、薬品と資料を見付け出し、研究所を脱出した

青年が外に出ると、辺り一帯には奇妙な黄色いモヤが漂っていた
道路には事故を起こした車が大量に停まっていた。運転手も皆気絶していた
青年はおっかなびっくりしながらも東京へと向かって行った

道中、黄色いモヤは濃さを増していく
そして青年は自衛隊が市民を避難させている所に出くわす。
自衛隊はガスマスクを付けながらも苦悶の表情を浮かべていた
自衛隊は青年を見付け、救助しようと駆け寄ってくる。
しかし、自衛隊の隊員たちは、青年に近づいた途端に悶え苦しみ、次々と倒れていった
それを遠くから双眼鏡で見ていた自衛隊隊長は、青年を危険人物と判断し、部下達に撤退命令を出す
青年は目の前で撤退していく自衛隊を必死に追いかけた。
青年に接近された自衛隊のジープはコントロールを失い、事故を起こして爆発し炎上した
青年は訳が分からなかった
続く


135 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/11(土) 16:20:21
続き
一方、東京では防衛省により対策本部が立てられていた。
製薬会社の局長はそこに招かれ、防衛省長官と対面した
局長は、この事態は製薬会社が国からの依頼で極秘に開発していた薬品によって引き起こされたものだと説明した
その薬品は元々は対生物兵器用の薬品だったが、研究所の所長が
逆に兵器としての流用法を発見し、私的に研究開発を行なっていたらしかった
局長は「研究所に一人残っていた青年に薬品と資料を持ってこさせているから安心して下さい」と言った
それを聞いた防衛省長官は顔をしかめ「あのガスの中で無事な人間がいるのか?」と問いただした
事態に気が付いた長官は青ざめた

実は青年が所長室で飲んだ薬は解熱剤ではなく、所長が開発していた薬品だった

その後、ガスが東京に近づいていることと、
自衛隊隊長の目撃談から青年がガスの発生源であることは間違いないと断定された

局長の分析は、ガスは青年の呼吸や新陳代謝によって体外へ放出されている、というものだった。
さらに、ガスの量や成分は青年の精神状態にも影響されているようだった
それによって導き出された最も簡単な解決法は「青年の新陳代謝を停止させる(つまり殺す)」ということだった
対策本部には米軍将校も来ており、米軍将校は青年の殺害に反対した。
薬品の研究費はアメリカも出資しており、青年を生体サンプルとして生け捕りにしたいのだと言う
長官は国民を守るために青年の殺害を強行する

青年は拾ったバイクで東京へ向かって疾走していた。青年が走った後ろには黄色いガスが飛行機雲のように残さた
その後、青年はヘリから狙撃されたが、ガスのせいで近づけなかったため外れた
次は軍用ヘリや戦闘機やイージス艦によるミサイル攻撃が行なわれたが、
ガスが電磁気を帯び始め、ミサイルは機能不全に陥って明後日の方向へ飛んで行った
戦車部隊による砲撃も開始されたが、範囲を拡大したガスの電磁波によって戦車そのものがコントロール不能になり全滅した

そこで、米軍将校が動きを見せた。米軍将校は総理大臣に根回しをしたらしく、対策本部の指揮権を奪ってしまう
青年を生け捕りにするため、NASAの新型宇宙服が投入された
外側を内側の空間を完璧に隔離し、あらゆる電磁波を弾くことが出来る代物だった
続く


136 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/11(土) 16:26:13
続き
とうとう青年の放出するガスは放電まで始めていた。あたりには電流が光っていた
ミサイルでバイクを失った青年がトンネルに入ると、自衛隊がトンネルの向こう側から大
型の冷却装置によって大量の冷気をトンネル内に吹き込ませた
青年を氷付けにする作戦であった

青年は冷却装置によって吹き込まれる突風と冷気に凍えながらトンネルの中を進んでいた
出口の光が見え、青年が喜んだのもつかの間、光の向こうから三人組の宇宙服が現れた
宇宙服の顔を覆うガラスは対電磁波用のコーティングによって覆われており、中の顔は見えなかった
そして宇宙服の一人がロボットのアームのようなものを取り出した
アームの先端はスタンガンのようにバチバチと電流を発しており、
宇宙服が青年に対して友好的でないことは明らかだった
吹き荒れる突風と冷気の中、青年は恐怖して後ずさり、悲鳴を上げた
青年の体から黒雲のように黒々としたガスが凄まじい勢いで噴出され、
あたりに電撃が走り、吹き出たガスは風に逆らってトンネルの向こうまで吹き出た

しばらくして、国防省のガス探知機はガスが減っていくのを感知した
現場の映像が対策本部へと送られてきた。そこには宇宙服が立っており、
その足元には棺桶のような大きな箱が置かれていた。箱には青年の上着が被せてあった
アメリカ軍は青年の生け捕りに成功したのだ。その場にいた一同は歓喜した

やがて、宇宙服が対策本部へとやってきた
防衛省長官、製薬会社局長、米軍将校、そしてその他の職員達一同が宇宙服を拍手合切で迎えた
すると、宇宙服は製薬会社局長の方へと突き進んでいき、局長にカバンを渡した
それは、青年が持っていた薬品と書類の入ったカバンだった
局長が戸惑いながら礼を言うと、宇宙服の対電磁波コーティングが解かれ、中の顔がガラス越しに見えた
宇宙服の中にいたのは青年だった
どうやったのかは不明だが、青年はあの黒雲のようなガスの中でアメリカ軍人から宇宙服を奪って入れ替わっていた
青年は「ちょっと待ってくださいね、今この服を脱ぎます」と言い、宇宙服の脱衣スイッチを押した
その場にいた一同が悲鳴を上げた。開いた宇宙服から黄色のガスが漏れ出し、辺り一面がガスで包まれた
誰かが苦しそうに「臭い…!」と呟いた

大友克洋『最臭兵器』 完


137 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/11(土) 16:33:13
なるほど、タイトルバレってやつかww

139 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/11(土) 17:30:24
メモリーズは大友やりたい放題で面白かったなあ

140 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/11(土) 17:54:36
自分のおならは臭くないってことか。
臭いときは臭いけどな。

 

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