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526 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/25(土) 21:35:59
幽っていう雑誌で読んだ猫に関する小説が後味悪かったのでおすそ分け。
まぁ、うろ覚えなんでいろいろ違ったらすまんね。

小学生の女の子二人が灯油缶から子猫の声がするのに気付いた。
灯油缶はきっちり閉じられており、あかない。
缶切りの要領で開けなければならなかった灯油缶に、どうやって猫が入ったのかと思いつつ、
女の子の一人が飼うことになった。

猫はいろんなところに入り込んだ。閉じてる天袋の中とか布団カバーのなかとか。
到底自分では入り込めないところ。それでもさしたる疑問も持たず飼っていた。
ある日、一緒に猫を見つけたもう一人の女の子が、昨日猫が自分の家にいたという。
そんなことあるもんかと言うも、その女の子は真面目なようだ。
そういえば、おかしなところにいたことがあったのを思い出す。そう思うと猫が怖くてたまらない。

あんなにかわいがって一緒に寝ていた猫を遠ざけるようになった。
猫はさびしがっているようだけど、世話は全部母親に丸投げ。
ある日、縁側でうとうとしていると、ふと猫の毛が頬にさわった。
猫が寄り添ってきたのだ。
かっとなったのと怖かったのとで、猫をつかんで壁に投げてしまった。
ぶつかるはずの猫は、腰からゆっくり壁に吸い込まれていった。
それに抵抗するかのように、床と壁の際に爪痕を残して。
いつもはいなくなってもどこかから帰ってくるのに、この日を境に猫は戻ってこなかった。

という話。猫が可哀そうで。


533 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/26(日) 05:16:42
>>526
なんで帰ってこなかったんだろ
自分の意志じゃなくぶん投げられたからかなぁ?ちょっと切ないね

538 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/26(日) 11:07:59
>>533 >>526
自分としては、オカルトな話というより

・神出鬼没であちこちに現れる
  …
細い所を通れる猫の習性をよく知らない子供の目には不思議現象として映ったもの。

・壁に投げつけると消えた
 … 死んで(殺して)居なくなったのを、罪の意識を軽減するため頭の中で
  「壁の向こうに吸い込まれて存在が消えた」と幼い日の記憶を無意識に書き換え。

みたいな印象を受けてしまって、別の意味で後味が悪くなった…。


539 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/26(日) 11:12:43
あと、

・怖くなって世話を母親に丸投げ
  …
最初は興味本位で猫を拾ってきたが、じき面倒になって世話をしなくなった記憶を(ry

も。


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