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648 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/03(水) 11:30:49
ズッコケ三人組懐かしいw
三人のプロフィールはもちろん、架空の県・都市とはいえ
細かに設定が決められているから妙にリアルなんだよな

個人的に後味悪かったのは山賊修行中
三人組が近所の大学生のお兄さんが免許とったという事で
ドライブに連れていってもらうんだが山奥でエンストしてその山を支配する山賊に囚われてしまう
隔絶された世界で生きる山賊たちは人柄も良く、なかなか楽しい生活なのだが
「土蜘蛛様」なる生き神様を崇める彼らは情報を外に出さないために
里から脱走したものは一族全員、例え幼児でも死刑にしてきた過去がある
んで三人組は色んなピンチを乗り越えて何とか脱走、現社会に戻れるんだが
大学生のお兄さんは里で恋人ができて生活に馴染んでいたこともあり
自らの意志でその山賊の里に残るんだな
当然警察が捜索するんだがその痕跡は見当たらず、
唯一その存在を知る地元の村は何と全員が行方知れずに
山賊たちは今までとおりの生活を、三人は元の世界に、
お兄さんも本当に自分に合った暮らしを出来るという意味ではハッピーエンドだけど
大学に入学したて、前途洋洋な一人息子を失ったお兄さんの両親は可哀相だった
その後も三人組に会うたびに「本当にうちの息子がどこに行ったか分からないの?」
と尋ね続け、やがて引っ越し…

他にも生徒会長選挙の話は地味にきついエピソード多かった気がする
文武両道、人気者の有力候補者が陰で特訓を建前に弱いものいじめしてたり
三人組のクラスメートが立候補するんだけど眼鏡の妹が勝手に
「○○さんに投票したら10円」とやってたせいでクラスメートは失脚させられるとか

 

ズッコケ山賊修業中 (ポプラ社文庫)
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