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972 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/11(木) 14:02:59
うろ覚え

両親ととても仲の良い青年がいた
ある日、青年は両親と共にバス停に立ってバスを待っていた
そこへ数人の若者達(高校生か大学生?くらいの少年少女)のグループがやって来て迷惑行為を始める
周りの人々への迷惑を見かねた青年の父が「やめなさい」と一喝すると、
少年達は悪態をつきながらどこかへと去って行った
それから少しして、戻ってきた少年達は青年の両親に飛び蹴りをかまし、
さらにバットで殴ったり踏みつけたりという暴力をふるいだした
青年は咄嗟に両親を助けようとするが、少年達に返り討ちにされてしまう。
周りの人々は見ているだけで助けてはくれなかった
若い青年は少年達の暴力に耐えれたが、年老いた両親は血を流し、白目を剥いて痙攣し始めていた

警察が駆けつけると少年達は走って逃げた
救急車が駆けつける頃には父は既に死んでおり、母は意識不明の重体で病院へと送られた
警察が逃げまわる少年達を捕まえると、
少年達は「人なんて襲っていない。逃げたのは警察の顔が気持ち悪かったから」と白を切った
未成年であったこともあり、少年達は何のお咎めも受けなかった
ある一人の警部が青年にそのことを伝えると、青年はやつれた顔で「じゃあ誰が彼らを裁くのか」と言った
青年の母は病院で息を引き取った
その後、少年達は次々と殺されていった
警部はすぐに青年が犯人だと気が付き、青年を捕まえようとする
つづく


973 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/11(木) 14:03:51
つづき
グループの少年は残り二人になり、ひ弱そうな少年Aは
リーダー格の少年Bに「このままじゃ僕たち殺されちゃうよ」と言ったが、
プライドの高い少年B(憎たらしい容姿)はバットを握り締め「返り討ちにしてやる」と言った
その後少年Aは青年に襲われ、車で撥ねられて両足を骨折する
青年は少年Aを車の助手席に乗せると、少年Bの居る所へ案内するように命じた
少年Bは小癪にも反撃してきて、青年は多少窮地に立たされるが、
最終的に青年は何とか少年Bを倒すことに成功した
青年が少年Bに灯油を浴びせると、少年Bは涙を流して命乞いをした
青年は「お前達は俺の両親にも慈悲をかけたか?」と言い、ライターに火を着けた
しかし、そこへ警部が現れ、青年は取り押さえられてしまう。
青年は「何故こいつ等を庇うんだ」と叫んだ
取り調べ室で警部と話した青年は
「後悔はしていません。ただ、心残りがあるとすれば、あの少年Bを殺せなかった事です」と言った
青年には死刑判決が下り、青年は全国の新聞に載った

その後、少年Bは少年Aと共にカツアゲをしていた
気弱そうな少年に青年の事件の記事を見せ、
「俺たちはこの事件で生き延びた。怖いだろう?」と言い、ナイフをちらつかせた
少年から金を巻き上げた後、少年Aは「こんなことを続けていると、またどんな目に遭うか分からない」と怯えながら言った
少年Bは邪悪な笑みを浮かべ、「大丈夫だよ、その時はまた警察が守ってくれるさ」と言った
終わり


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