ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その120 » BASARA/廉子(田村由美)

752 名前:BASARA 1/2 :2011/03/05(土) 16:23:21.97
国王直属の四大老筆頭・桃井は、元来、心優しく真面目な男である。
しかしその一方で権力に心惹かれ、非道な圧政を民衆に強いる。
桃井の息子の穂積は、権力者の跡継ぎらしからぬ優しげな外見の持ち主で
戦を嫌い画家の道を志していた。
穂積の恋人の廉子も、おさげとソバカスが特徴の地味な女性である。
しかし、彼女はその外見とは裏腹に、この国では発行が禁止されている
新聞のジャーナリストという近代的な女性だった。
更紗の革命という志に深く共鳴した彼女は、更紗への協力を約束する。

廉子が新聞を作り、タタラと接触している情報を掴んだ桃井は、廉子を捕らえる。
元々、息子に良からぬ思想を吹き込み、軟弱な男へと導く廉子を快く思ってはいない。
厳しく尋問する桃井に、彼女は絶対に口を割らなかった。
苛立った桃井は臣下に用意させた熱湯を廉子の顔に近づけるが、
彼女は恐怖に顔を引き攣らせるだけで、口は堅い。
次の瞬間、城には凄惨な悲鳴が響き渡る。


753 名前:BASARA 2/2 :2011/03/05(土) 16:25:42.25
その後、桃井は穂積を地下牢に呼び寄せる。
薄汚い囚人達の慰み者になっている、爛れ顔の女を指差し
「おまえは、あの醜女を知っているか」と息子に尋ねる。
彼は女囚への残酷な仕打ちに正視ができず、すぐさま顔を背け
「私はあのような女など知りません」と父に告げる。
囚人に輪姦されながらも、恋人が傍に居ると知った廉子は
朦朧とした意識のまま、笑顔で穂積に呼びかけた。
その瞬間、ようやく穂積は廉子が拷問を受けているのだと知り、半狂乱となる。
代わりの女を用意すると告げる桃井に対し、穂積は父親への
失望の念を露わにし、これからは廉子と共に生きることを告げる。
息子を見限った桃井は、どうせ剣も握れぬなら必要はないと
臣下に息子の両腕を折らせる。

広場で火あぶりの公開処刑が始まった。
半裸の廉子を磔にし、民衆に石を投げかけるよう強制する。
あまりにも惨い仕打ちに民衆は涙するが、圧政に怯え切っているため、やむなく石を投げる。
更紗は仲間と共に巨大な木馬に潜み、廉子の救出へと向かう。
突然の襲撃に広場が混乱するさなか、両腕を失った穂積が廉子の元へと歩み寄る。
両腕を潰され筆を持てなくなった彼は、口に咥えた筆で
廉子の足元に聖なる結界の絵を描く。
これこそが、戦いを嫌う自分自身の在り方だと示したのだ。
見限られたのは自分であったのだと悟った桃井は、火薬の点火を指示する。
その間、苦戦を強いられていた更紗たちだったが、寸での所で穂積と廉子を救い出し
一度、宮殿へと匿う。
何としてでもタタラと穂積の息の根を止めたい桃井は、手当たり次第に建物を爆破した。
住民達の避難を促すために、廉子たちは宮殿の外に出て町に向かう。
降り注ぐ瓦礫から子供を守るために身を挺した廉子は、その身代わりとなって死亡した。


755 名前:本当にあった怖い名無し :2011/03/05(土) 17:47:25.46
BASARAは過去ログでも何度か出てるが
ストーリーはほんとに面白そうなんだよな。
ググッて絵を見ると読む気無くすけど。

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