ホーム » 小説 » 小説/さ行 » 犀(阿刀田高)

814 名前:本当にあった怖い名無し :2011/03/07(月) 17:50:48.03
阿刀田高の小説(SS)がたまに出るけど、自分は子供のときに呼んだ「犀」ってのが嫌だった。
オチは大人ならすぐ分かるんだけどね。エロ注意。

———————————
少女は父と一緒に行った動物園で初めてサイを見る。
その優しい目以上に尖った角が恐ろしく印象に残った少女はその夜から毎晩サイの夢を見る。
夢の中のサイはやはり優しい目をしていたが角は何かを刺したのか赤く血濡れていた。

ある夜、サイは少女を追いかけその角で下腹部を突き刺した。
しかしその目は優しく、少女も痛みをこらえて微笑みかける。サイもまた微笑んだ。
翌朝目を覚ますと少女の下着は赤く染まっていた。

その後もサイは何度か夢で少女を刺した。少女もだんだんそれを歓びに感ずるようになった。

ある朝の食事中、少女は母親に夢のサイの話をした。母親は箸を落とした。その夜からサイは現れなくなった。

数ヶ月たち少女もサイの夢を忘れた頃、母親が家を空け、その夜の夢には久しぶりにサイが出てきた。
少女は嬉しかった。荒々しく角を突き立てられ歓びの体液がそれを濡らした。
すべて終わった後、サイが優しく角を抜き、少女に微笑みかけた。その顔は歪んで父の笑顔になった。
少女はもう母にサイの夢の話はしない。サイは今でも時おり夢に現れているだろう。終


816 名前:本当にあった怖い名無し :2011/03/07(月) 18:22:02.41
>>814
なぜ子供のときにそんな小説を…

うちの父親、DV夫で子供にもよくキレる人だったんだけど、
人を罵ったり暴力振るうとき顔が笑っててなんか楽しそうだったんだよ
少しあとになってから父親の蔵書にサド公爵の本が何冊かあるのを発見した
うわあってなった


817 名前:本当にあった怖い名無し :2011/03/07(月) 18:50:11.14
>816
父のか祖父のか誰のかわからないが
「ブラック・ユーモア入門」っていう阿刀田高のワニの本シリーズが家にあったんだ。
エロ風味のブラックネタばっかりで子供ってそういうの興味持つじゃん。
挿絵が楢喜八でまた嫌な感じでよく覚えてるってか大人になって自分で買いなおして持ってる。

 

新装版 食べられた男 (講談社文庫)
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