夜叉御前(山岸凉子)

819 名前:本当にあった怖い名無し :2011/03/07(月) 21:02:18.85
山岸涼子の夜叉御前。散々既出だろうけど。

主人公の少女(15歳)は、得体の知れない黒いモノに夜な夜な襲われていて。
苦しみながら目線を反らすと、部屋の押入れの中から、
般若の面を被った鬼(能に出てきそうな感じ)がこちらを睨んでいる。

その内、日々の生活の中でも鬼が度々、監視する様に少女の前に現れる。
不気味に思いながらも過ごしていたら、ある晩、
黒いモノに襲われている少女の間近に斧を持った鬼が迫ってくる。
鬼は黒いモノに向かって、斧を振り下ろす。鬼は少女も手にかけようとするが、少女は怯えて逃げる。

黒いモノ=父、鬼=母、なんだが。
少女は気づかぬ内に発狂してたみたいで、それらの正体には全く気づいていない。
母は父の頭に斧をブッ刺して惨殺して、精神病院行き。
少女は父の子を妊娠・出産、母と同じ精神病院に送られることが暗示されてお終い。

黒いモノ/鬼の正体が分かった瞬間の見開きがインパクトあったな。
裸の父・少女と、斧を振り下ろしてる母の姿が。

 

夜叉御前―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)
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神かくし (山岸凉子スペシャルセレクション 3)
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