ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その120 » 炎の旋律(松本洋子)

845 名前:1/3 :2011/03/08(火) 02:56:14.74
眠れないついでに初投稿
うろ覚えの箇所等自分で補填してる部分もあるので
間違ってたらすみません。

松本洋子作の少女漫画、「炎の旋律」

主人公Aは和風美人で大人しく、家柄も良い女子高生だが幼少期から孤立した日々を送っていた。
と言うのも、Aの周囲では人体自然発火がしばしば起こり怪我人や死者が出ていた。
ある時からAをからかったり、危害を加えようとした人間に人体発火が起きている事が発覚する物の
Aは幼く、何より物的証拠もない為刑事事件には問われなかった。
やがてAは周囲から化け物と呼ばれたり口には出さずとも腫れ物を扱われる様に接され始める。
A自身も自分が拒絶や嫌悪感を覚えた時に人体発火現象が起こってしまうという自覚こそあった物の
現象そのものは自分の意思ではなかった。

発火騒ぎの起きた土地を離れ引っ越すが、自分自身の力に恐れたAは
「他人と接触や関わりを持たなければ拒絶や嫌悪感を覚える事もなく発火現象が起こる事もないだろう」
と考える様になり、現在に至る。
その結果同級生からは
「お嬢様だからってお高くとまってる」
と陰口を叩かれながらも
「これで良いの、誰も傷付けなくて済むから」
と自分を言い聞かせていた。


846 名前:2/3 :2011/03/08(火) 02:57:41.47
そんな中、同じクラスのイケメンBがやたらAを構う様になり、Aは困惑する。
人と関わり、何かのきっかけでまた発火現象が起きてしまう事を恐れ、
出来る限りBを避けるAだがBの優しさや真摯な態度に自然と惹かれつつ
Bを通して周囲とも打ち解ける様になる。
「人の心ってこんなに温かいんだ」
と感じる程になる。

ある日、体育館裏で
同じく同級生のC(可愛くて明るい女の子)とBが
何やらコソコソ話している所を発見する。
その会話は、
・BはAの幼い頃の発火騒ぎを知っている
・選挙を控えたBの父親が有力者であるAの父親に気に入られる為、BはAの機嫌を取っていた。
・そんな事情があるとは言え、AとBが仲良くしている所を見ているのは
 Bの彼女である自分は面白くないから控え目にしてくれ、とCの要望
・「大丈夫、本当に好きなのはお前だけだよ」とCを嗜めるB。

突然、Cの制服のリボンに火が点く。
素早くリボンを取ると同時に横にAがいる事を発見するBC。
二人の会話にショックを受けた事でAの力が
再び目覚めてしまったのは明らかだった。
CはAに向かって
「父親が有力者じゃなければ誰があんたみたいな化け物に構うもんか」
と罵声を浴びせる。
その直後、Cは炎に包まれ焼死してしまう。


847 名前:3/3 :2011/03/08(火) 02:58:56.94
Bもまた
「やっぱりお前は昔から何も変わらない、化け物だ」
とAを責める。
それに対し
「いいえ、私は変わった。この力をたった今コントロール出来る様になったもの。これは私の意思よ」
と返し、Bをも炎に包ませる。

燃えるBを見て涙を流しながら、
「自由に使える様になったのは、あなたのお陰よ…」
と呟くA。

終わり。


848 名前:本当にあった怖い名無し :2011/03/08(火) 03:02:40.77
最後に…。
Aは終始化け物扱いで最終的には裏切られるし
結局誰も救われないラストで、
幼心(読んだ当時小学生)に後味悪かった。
読み難くて申し訳ないです。

849 名前:本当にあった怖い名無し :2011/03/08(火) 03:57:50.89
>>845-848

悲しいのう…

 

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