ホーム » 小説 » 小説/さ行 » それからのブンとフン(井上ひさし)

774 名前:本当にあった怖い名無し :2011/05/07(土) 11:06:06.51
井上ひさし作「ブンとフン」

フンは売れない貧乏作家ブン先生が書いた作品の主人公。
「時空を越え、何にでも変身できる万能超人義賊」という設定を与えた為
原稿の中から飛び出し、いたずらしまくり世の中をあっと言わせる。
世界の人気者になったりマスコミ、警察、盗作作家やらを巻き込み楽しくコミカルな話だった。
しかし同作者による舞台版?にリメイクした作品は後味悪くなっていた。
オリジナル完結以降の話で分裂し世界中に平和をもたらす活動をしていたフン。
ある時全員集合して経過報告等の会議をしていたんだが
共産圏の国に行ったフン達はそちらの思想にかぶれてしまったため
本来のフン(以下オリジナル)やブン先生の願いや方針とは違った行動を取り出す。
会議の場はたちまち大乱闘、共産フンVS資本フンになってしまう。
フン同士は皆同じ能力を持っているので戦えば必ず相討ちになる。
なので結局数の闘いになるわけだが残ったのはオリジナルと共産フン二人。
オリジナルは逃走、捕まりはしないものの一瞬の間もなく逃げ続けなくてはならない。
そして世界は共産主義に染まり、大本であるブン先生は逮捕、投獄される。
岩場を刳り貫いただけの机しかない牢でブン先生はオリジナルの為、世界の為に
自らの指を噛み切りその血で新しい物語を紡ごうとする。
その間もオリジナルは共産フンや世界に追われ続けるのだった。

ブンやフンだけでなく、フン捕獲の総指揮者たる警視総監も
池沼姉がいることで面と向かって小馬鹿にされていたりと可哀想なことになってた。
マスコミに突かれまくってふぁびょってしまうんだけど
どうも姉は池沼なのをいい事に村では嬲り者にされていて
「あいつどんなに警視総監面してても姉はあれですからw」みたいに言われたり
まあそういう世間の悪意やマスコミの情報操作への皮肉をさりげなく折り込むのが
井上作品らしいっちゃらしい。


775 名前:本当にあった怖い名無し :2011/05/07(土) 12:28:21.68
極左作家ってだけで胸糞悪い

780 名前:本当にあった怖い名無し :2011/05/07(土) 17:17:32.26
>>774
はじめの嫁をサンドバッグにして憂さ晴らししてたオッサンだからな。

 

雨 (新潮文庫)
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ブンとフン (新潮文庫)
ブンとフン (新潮文庫)(原作)


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